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コラムcolumn  コーチングしながら思いつくことを気ままに書き綴ります


過去のコラム 
2012年   3月~12月  2月  1月
2011年  12月  11月 10月 9月 8月 7・6月


ゾーン・ディフェンス禁止                2015年3月28日

 今日から,ミニバスケットボール全国大会が東京代々木競技場で開催されます。今日の話題は,そのミニバスのことです。来年度のミニバスの全国大会から,マンツーマン・ディフェンスのみ,つまり,ゾーン・ディフェンスが禁止されることになりました。
 なぜ急にそうなったのか,そのいきさつは想像するしかありません。たぶん,FIBA(国際バスケットボール連盟)の指摘を受けた結果かなと思います。ミニバス全国の視察したFIBAの事務総長の鶴の一声できまったのかなあ。
 元々,FIBAのミニバスのルールでは,マンツーマンディフェンスのみということになっています。
 しかし,今の日本のミニバス全国大会は,ゾーン・ディフェンス花盛り。それも,仕方ないといえば,仕方ない。代々木体育館は無理してたくさんのコートを作るからひとつひとつのコートは狭い。3Pシュートはない。おまけに,小学生にはゾーンは元々有効なもの。これだけ条件がそろえば,当然,どのチームもゾーンディフェンスをするでしょう。
 まあ,日本連盟が急にルール変更したいきさつはいいとして,来年度から全国大会はマンツーマンのみ。
 個人的には,このルール変更は賛成です。だって,ゾーンオフェンスを小学生に教えるのは大変だし,時期的にゾーンオフェンスを教えるのは早すぎると思うからです。
小学生には,この時期オフェンスもディフェンスもマンツーマンがいいと思います。だから,賛成。
 しかし,全国大会をマンツーマン・ディフェンスのみつまりゾーン・ディフェンス禁止にするには,いくつものハードルがあると考えます。
 なぜなら,私がミニバスを始めた,20数年前はやはりゾーンは禁止でした。しかし,これが,曖昧なルールだったためにかなり混乱のもとになっていたのを覚えています。
 その理由のひとつは,ゾーンとマンツーマンの区別がつきにくいということ。ディフェンスの技術が20年前より進歩してる今だと,さらに区別は難しいはずです。
 二つ目の理由。罰則がなかったこと。罰則がなければ,やったもの勝ち,というところがありました。
 これらの混乱ゆえに,ソーンディフェンス禁止は撤廃されました。
今回,ゾーン禁止は全国大会だけの適応とは言いながら,そうはいかないでしょう。これは4項ルールの時と同様です。都道府県連盟は地区大会からゾーン禁止にするでしょう。
そこで20数年前の混乱を再び起こさないために,提案を3つ

1 なぜ,マンツーマン・ディフェンスのみなのか,その理念を明らかにして,指導者や保護者など,関係者 の理解を得ること。
2 戦術的なゾーンが行われたときのペナルティを明確にしておくこと。
3 戦術的ゾーン・ディエンスとは何かを明文化しておく。あいまいだと,判別できない審判員は多いはず。












人生にゴールなし                     2015年3月26日

 旭東中バスケ部のOBの高校3年生の2人が訪ねてきました。1人は,岡山東商高校へ進学し,念願だった消防士になれたことを報告に。もう1人は,岡山城東高校に進学し,大阪大学工学部へ進学することが決まったことを報告に来てくれました。
 2人とも,中学時代は,とても真面目に練習しましたが,身長もプレーも今ひとつ伸び悩み,試合に今ひとつ満足に出られませんした。しかし,高校に進学してから,2人とも急に身長が伸び,高校のバスケチームの中心選手として活躍していました。また勉強の方も真面目に取り組み,希望の進路に進めたわけです。
 私からは,次のように言わせてもらいました。
 
 「まず,希望の進路に進めたことに私の力は何も関係ない。なのに,「感謝」の気持ちを忘れずにきちんと進路決定の報告に来たのは立派。「感謝」気持ちを忘ないのはとても,立派で大切なことだ。
 次に,2人とも,第1希望の進路に進めたことは素晴らしい。おめでとう。その努力も,大変だったろう。
しかし,これは,ゴールではない。消防士は,命を救う仕事。1人でもたくさんの人の命を救えるようにんばれ。
 難関の大学に入ったことも,そこはあくまでもスタート。ここから,素晴らしい研究ができるように今まで以上にがんばれ。そして,人の役にたつような成果を上げてほしい。
 そして,今日のように,いい顔をして,また,体育館に顔をのぞけに来て。待っているよ。」
バスケットにゴールと試合終了はあるが,人生にあるのは通過点のみ。
 










チームの活性化に必要なもの 「勝利」          2015年3月24日

 先日,以前からの知り合いだった,兵庫県の中学校の先生の招待で,但馬地区選抜大会に行ってました。
 今まで参加したことのない大会でしたが,折角のお誘いだったので,参加させていただきました。
 参加してみると,但馬地区の選手は大きくて,運動能力の高い選手が大勢いるのに驚きました。180cmが3人そろうチームもありました。
一方,私の旭東中は,今までまで指導した中で最も平均身長が低いチームでセンターが168cmです。女子並みです。
 他のチームが試合をしているのを見たとき,「これは,正直,勝つのはかなり大変。せめて,決勝トーナメントには進みたい。」そう感じました。
 しkし,学期末あけで,十分練習もできていない割には,ディフェンスもよく頑張り,背の大きくて速いチームにも互角に渡り合うことができました。
 結果,予選リーグを4勝1敗で1位通過。2日目の決勝トーナメントも接戦をうまく乗り切り,優勝することができました。
 ところで,チームとしての優勝は昨年の県総体以来半年ぶりです。このチームになってからは,初優勝。
小さくて,たいした取り柄のないチームだけに,「優勝」は実にうれしいものです。
 選手も,私も顧問の先生も素直に勝利を喜び合いました。
 今のチームは勝てないからこそ,勝つことが必要なのです。チームがこのことによって活性化する予感がします。


ひさしぶりの優勝で,私も素直にうれしくて,記念撮影をしました。みんなうれしそうでしょ。






久しぶりの再開                    2015年3月22日

転勤してから約2年。本当に忙しく,ホームページのまで,手が回りませんでした。でも,バスケットの指導の方は一生懸命真面目にやっています。
 職場にも少し慣れ,時々なら更新することも可能だと思いますので,ときどき更新してきたいと思います。
本年度のミニと中学校のチームはそろってちょっと弱い。まあ,普通のチームと同じか,それ以下です。
 さて,そんなミニと中学校のチームの今シーズンを分析します。

試験明け                        2013年12月8日

 中学校はやっと期末テストが修了しました。「テストの結果がよかった人」と聞くと,まだ返却してもらっていないテストがあるものの,なかなかので気だったようです。また,テスト期間中も体力や技術が落ちない程度のトレーニングはやっていたようです。
 そのせいか,かなり長期間のおくだったのですが,違和感なく練習を再開することができました。
 さて,今日は,午前中はミニの練習試合。
 ミニは5年生以下の新チームでの練習試合です。新チームは,ガードはそこそこボールハンドリングもシュート力もありますが,フォワード陣は経験が短い。そのため,守るのも,攻めるのもちょっと厳ししい。あと半年ほど辛抱しないといけないでしょうね。
 今のところ,正直どのチームと試合をしても厳しい。すぐになんともならないけれど,経験を増やすことが第1でしょう。
 もうひとつ,今日は,こんなアドバイスを子どもたちにしました。
 ちょっと,おとなしい子どもたちが多いからです。
「コートの上では,教室で教えられていることと,まる反対のことをしなさい。ヨコはいり,横取り,奪い取り,だまし,弱いものいじめ,順番抜かし,追い越し,押しのけ。相手が嫌がるようなことすべて。お利口さんに順番待っておとなしく行儀よくしていたら,ボールは全部とられて試合に負ける。」
 








プロフェッショナル 仕事の流儀              2013年12月2日

 またまた,久しぶりの更新です。
 今日,久しぶりにいいものを見ました。「NHKの番組プロフェッショナル仕事の流儀」という番組。タイトルが「勝負の極意SP」どうです。なんとも胸をくすぐるタイトルでしょう。出てくる方々はいずれもその道のプロ中のプロ。彼らが勝負をかけて仕事をするときの準備にいったいどういうことをするのかということに的を絞った番組でした。
 世界的な外科医であったり,ワールドカップを指揮したサッカーの岡田武史監督だったり,将棋の羽生善治氏だったり。
 とにかく勝負にかける準備と,そこから出てくる言葉は,それぞれ職種は違っても引き込まれるものばかりでした。
世界的外科医伊達至氏の言葉からは二つ。「手術が90%の成功率ならば,91%にするためにできる準備のすべてしたい。」「手術にはすべてのことに対応できるように,平常心と不動心で望めるようにこころがけている」
サッカーの岡田武史監督の言葉から「勝負の神様は細部に宿る。小さなことをきちんとやることで勝つのだ。逆に小さなことをいい加減にしていて負ける。」
 テレビで見たので,詳細な言葉は少し違うかもしれません。でも,大筋はあっていると思います。
 この番組,それにしても出てくる人,おもしろい。





体幹力トレーニング                    2013年10月13日

 備西大会準決・決勝がありました。内容的には,「う~ん」という所でした。
 準決勝の京山中線では,2:3のゾーンディフェンスをはられました。ゾーンオフェンスを全くしてなかったせいもあり,オフェンスが全くかみ合わず,ちぐはぐな攻めにないました。そろそろゾーンオフェンスもテーマにしないといけないかなあ。
 決勝戦は,芳泉中。第1ピリオドこそ圧倒できたものの,第2ピリオドになってセンターとフォワードがそろってファールトラブルになってリズムがとたんに狂い出しました。もともと,病気でひとりフォワードが欠席していたこともあり,オールガードで戦っている時間が続きました。第4ピリオドには芳泉のアウトサイドとドライブインシュートが次々に決まり,3点差まで詰められました。
 県大会までの時間は短いですが,まだまだ克服すべき課題は多いと感じました。
 
 






備西大会                         2013年10月7日

 またまた,久しぶりの更新となりまりました。
 なかなか,忙しくて頻繁に更新できません。
 この土日は,備西大会の予選が行われました。大会の競技形式は1日目がハーフゲーム,2日目が3ピリオドまでのゲームと短い。そのため,長い試合の間を意識づけのメーティングの話をしたり,トレーニングをしたりしました。
 ミーティングでは,目標設定の意義と一生懸命することの大切さを語りました。
 本年度のチームはかなり高い目標を設定していますが,「ワクワクするような目標」を持てるチームはわずかです。その幸運を感じ,生かすためにも,一生懸命に取り組むことが大切だと話しました。
 「一生懸命」の中身については別の機会に話をするつもりです。
 トレーニングは試験期間などの練習のないときや,自分でできるものを選んでやり方を教えました。
 内容は2つ。
 ひとつ目は縄跳びです。やらせてみると案外みんな上手でした。二重跳びもほぼ全員できました。しかも,色々な跳び方を結構喜んでやっていました。次の試合から全員持参させて,試合の間のトレーニングに使うことにしました。
 2つめは体幹力トレーニングです。
 サッカーの長友選手が取り組んで成功したという木場克己氏の理論の体幹トレーニングを紹介し,30分間のものを取り組みました。初級編,中級編,上級編とあったのですが,中級編をやらせてみました。どの子も,「きつい」と必死の形相でした。私も選手と一緒にやってみましたが相当きついものです。 
 これは,体作りに毎日取り組むように指示しました。チェックしないといけません。





平成25年中学中国大会                   2013年8月9日

 本年度の締めくくりの大会となる中国大会が8月3~5日に島根県出雲市で開催されました。
 本年度になってから,本務の学校の仕事があまりに忙しくホームページにはとても手が回らなくなっていました。しかし,本年度の指導のまとめして,中国大会のことについてのみまとめておきます。
 中国大会は,開催県4チーム,その他の県は2チーム合計12チームを4つに分けて,3つずつの予選リーグを行う形式です。これはミニバスの中国大会も同じ競技方法です。
 対戦は,開会式当日の代表者会議で抽選が行われます。その結果,旭東中学校は広島1位古田中,島根4位松江四中と予選リーグを戦うことになりました。
 予選試合目,松江四中とは,序盤から圧倒し大差でくだすことができました。また,ベンチメンバーも全員使うことができ,余裕の展開でした。
 練習試合でなく,中国大会のような公式戦でベンチメンバーが試合に出場できる経験は滅多にありません。出場のチャンスが全員にあったことを心から感謝します。
 続いて,2試合目の広島代表古田中との試合。県総体の前に練習試合をしたことがある相手でした。そのときには古田中はマンツーマンディフェンスのみでした。しかし,中国大会では,たぶんゾーンディフェンスを要所で仕掛けてくると予想していました。
 前半,旭東中のオフェンスが十分機能せず,33対21で前半を終えました。
 後半は古田中1:2:2ゾーン,旭東中1:1:3ゾーンでスタート。しかし旭東中のアウトサイドシュートが決まらず,なかなか思うように点差を縮めることができませんでした。しかし,何とか粘りをみせ,第3ピリオドを終了した時点で6点差にまで詰め寄りました。
 第4ピリオドに入って,我がチームの選手の5ファールなどもあり,点差を詰めることができませんでした。残り3分8点差でプレスディフェンスに切り替え,さらにマンツーマンディフェンスに切り替えて,追撃しました。
 その結果,後2点差まで詰め寄ったのですが,そこで試合終了。今シーズンのチームは終わりました。
 後になって,冷静に考えると,もう少し早めにマンツーマンディフェンスに切り替えた方がよかったかもしれないと悔やまれました。ゾーンとマンツーマンとの切り替えは,難しいものです。
 今年の3年年生のチームは,決して能力の高い子ども達はいませんでしたが,最後まで力を合わせてしっかり努力できる子ども達でした。
  残念ながら全中に出場することはできませんでしたが,次の目標に向かってまた力一杯努力してくれることでしょう。
 そして,次の新チームもまた,今度こそ目標を達成するために,力一杯努力してくれると思います。
 








悩め,されど落ち込むな                  2013年4月20日

 本年度より,長年勤めた学校を転勤し,新しい学校に赴任しました。そのため何かと忙しい。ミニ練習にも中学練習にも何とか行っていますが,ホームページの方には手が回りません。今は仕事優先の時ですから。もう少ししたら余裕もできるでしょう。
 さて,今日は,備西地区スプリングカップの1日目でした。
例年,ジュニアオールスター直後の倉敷カップ当たりまでは,チームとしてうまく機能していないように思います。しかし,だいたいゴールデンウィーク当たりからまともになってきます。
 ディフェンスのローテーションや,オフェンスの微妙な呼吸が合ってくるのでしょうか。今日の試合も,だんだんとチームを感じさせる場面がいくつかあり、成長を感じました。
 しかし,そんな試合にあっても,自分のプレーができず「うまくいかなかった」と落ち込んでいる選手も何人かいたようです。
 試合の後,こんな話をしました。

 この間の水泳全日本選手権で5冠を達成した荻野選手の年齢を知っているか。19歳である。水泳は基本的に身につけるべき技術がそれほど多くない。試合中の相手との駆け引きも多くはない。「前半とばして,後半ねばる」とかその程度だろう。
 だから,完成が早い。極端な話,14歳でオリンピックで金メダルを獲ったことさえあった。
 しかし,バスケットボールの場合は,身につけるべき技術はケタ違いに多い。シュートだけでも何種類もある。
 さらに,ディフェンスとの駆け引きが,ケタ違いに多い。相手の動きによってどう対応するかを判断しなければ成功しない。だから,ちょっとやそっとでは選手として完成しない。まして,19歳で最高点のプレーヤーに達することはあり得ない。
 だから14,5歳の君たちがうまくいかないのは,むしろ当然といえる。
 プレーがうまくいかなくて,悩むのは当然である。大いに悩んで考えて工夫すること。上手になるための大切な段階である。
 しかし,落ち込まない。落ち込んで「自分はだめだ」と思っても仕方ない。「そのうちうまくなる」と信じて練習し続けること。練習が上手になる唯一の方法だと思う。








旭東中 卒部式                     2013年3月25日

 3月24日は旭東中学校の卒部式でした。3年生8人がそれぞれの進路に向かって旅立っていきました。
 卒部式では,2年生,1年生チームと3年生チームとの紅白戦を行いました。お別れ試合というより,現役のための相手になってもらって,ガッツリ練習試合をしたという感じです。
 卒業生の方は,ついこの間まで受験勉強をしていたので,たぶんよれよれで怪我さえしなければいいと考えていました。ところが,やってみると・・・・始めのうちこそ現役チームの方がリードしましたが,じわじわと3年生チームの方が盛り返してきて最後には3年生チームが逆転しました。本当に受験勉強しとったんか?という感じでした。
 3年生の皆さん,それぞれの進路で頑張ってください。
 当日の写真は,部員のページにダウンロードできるようにしています。











武士ジュニア 卒団式                 2013年3月23日

 先週,3月19日に武士ジュニアの卒団式がありました。もっとタイムリーにUPしたいのですが,この時期忙しすぎてホームページを更新している暇がない。今日になりました。
 卒団式では,次のことをやります。
 
①紅白戦 6年生チーム対5年生以下チーム
②紅白戦 6年生チーム対保護者チーム
③卒団セレモニー
 6年生から5年生へひと言
 5年生から6年へひと言
 記念品贈呈
 コーチへの感謝の言葉
 コーチからの贈る言葉
 保護者からの言葉
④記念撮影

 
 紅白戦には保護者チームに混じって私も参加したのですが,正直はらはらしました。。どこかの関節が骨折するか,心臓が止まるか・・・。
 バスケットを見本でちょこっとやる以外で,することは今はもうなし。たぶんもう10年ぐらいやっていないような気がします。ボールは手につかないし,心臓はバクバクするし,足は前に出ないし。大変でした。バスケットは口で言うほど楽じゃない。

 さて,卒団セレモニーで,私は6年生にこんな話をしました。

 「WBCがあったけど,野球やサッカーはテレビでたくさんの人が見るけど,なかなかバスケットボールは見てくれないね。どうも,見るスポーツとしてはバスケットボールは野球やサッカーには勝てないところがある。でも,するスポーツとしてはバスケットは素晴らしい。野球やサッカーに負けることはない。すごくおもしろい。教えてみてそう思う。
 1人でもできる。2人でもできる。4人でもできる。
 中でも外でもできる。道具はいらない。
 誰でも得点できる。
 簡単にできるのに,簡単には上手にならない。
 本当におもしろい。
 これから皆さんが中学に進んでスポーツをするとき,自信を持ってバスケットボールをしてほしい。
しかし,バスケットは残念ながらお金になるスポーツではない。プロはあるけど,野球やサッカー,ゴルフなんかのように儲からない。
 では,バスケを一生懸命やる意味はどこにあるか。
 それは,一生懸命という山を登り切った者にしか分からない景色を見ること。必死で登った先にあるてっぺんから見る景色。登った者にしか分からないその景色を見ることに意味がある。
 そのてっぺんとは「優勝する」という意味ではないよ。
 そのいい景色を見るために,これから中学へ行って本当に一生懸命頑張ってください。」

    ※残念ながら,写真は私が撮っていないのでありません。





WBCを見て思う                    2013年3月15日

 WBC(ワールドベースボールクラッシック)が開催されています。侍ジャパンは第2ラウンドを1位通過し,目標の3連覇に1歩近づきました。
 さて,「バスケットボールのコラムなのに,なんで野球のことを話題にするんだ?」と思われるでしょうね。
 しかし,何度かテレビでWBCの試合を観戦していて,野球は見るスポーツとしてははらはらドキドキでおもしろい。なぜか。それは,野球はスポーツの中で射幸性が高いからだと考えます。
 言い方は悪いかもしれないけれど,「イチかバチか」みたいなプレーで,勝負が決まる。
 たとえば,第2ラウンドの日本対台湾戦。9回裏2アウトで鳥谷選手の盗塁はまさにイチかバチかのギャンブルです。
 さよならホームランも同様,野球ならではの演出効果抜群のプレーです。
 長いリーグ戦だと確率論なのでしょう。しかし,短期決戦のWBCなどではまさにドラマチックで射幸性満点です。はらはらキドキ感があり,パチンコや麻雀をやっているようなギャンブル感があります。(私はギャンブルはしませんが)
 バスケットは球技の中で一番たくさん得点が入ります。言い方を変えれば,1点の重みが一番小さい競技です。それだけ,見た目のギャンブル性薄い。つまり,野球で見るようなはらはらドキドキ感は今ひとつないように思うのです。

 話は変わりますが,私は小学教員ので,体育を教えています。今年は5年生の担任なので,体育には3種類の球技を教えました。
 それは,バスケットボール系,サッカーボール系,野球系です。
 「~系」というのは,ルールを小学生の体育用にルールをずいぶん変更しているからです。
 
サッカー。
 6対6で,オフサイドあり。ミニコートで,フットサルより大きめみたいなサッカーでやります。
 
野球。
 ふわふわのボールを使い,ベースの上のポールを立て,その上にボール置いて打ちます。これなら女子でも打てる。そして,打者1巡したら攻守交代。

バスケットボール。

 4対4でやる。細かいルールはなし。ファール,5歩以以上ボールを持って歩く。ひどいダブルドリブル。これぐらいが禁止事項

 球技を3つともやらせてみて,小学生に一番向いている球技は間違いなくバスケットボールだと断言できます。
そのわけは・・・・断然,バスケットボールの熱中度が一番でした。
 その他の理由
 ①運動量がとても多い。全身運動で,出場している全員が運動する。
 ②運動量が多い割には,怪我が少ない。
 ③得点チャンスが多く,どの子にも得点の機会がある。
 ④1チームの人数が少なくていいので,少人数のクラスでもできる。
 ⑤チームワークを教えるのに,最適のスポーツである。

 私のクラスに野球やソフトボール,サッカーなどのチームに所属している子どももいます。しかし,全体的な熱中度は,バスケットボールが一番でした。体育の時間をほとんどの子どもが楽しみにしていました。
 私が特別なことを指導していたわけではありません。授業のはじめの10分間にボール慣れのドリルをするぐらいです。
 また,私のクラスには,ミニバスをやっている児童は入部したての2名だけです。特別なクラスではありません。
 サッカーも運動量の優れたスポーツだ思いますが,いかんせん足を使うので,運動の苦手な子,女子には今ひとつ尻込みするところがあります。
 やっぱり手を使う方がなじみやすい。
 野球は,おもしろいスポーツだとは思うのですが,運動量が少ない。野手は,ボールが来たときしか動きません。また,攻撃時は打順,走塁の時しか動きません。しかも,全身運動とは言えません。
 
 見るスポーツとしては,バスケットは野球やサッカーにはまだまだ水をあけられているのは確かです。
 しかし,するスポーツとしては,バスケットボールは最高に素晴らしい。
 Let's play basketball!







頑張れ 新チーム                      2013年3月3日

 金曜日の武士ジュニアの練習に「みつミニバスチーム」がこられ,合同練習をしました。みつミニバスは今年できたばかりで,岡山市ミニ連盟の公式戦では大差の連敗が続いています。
 新チームができたばかりの時に連敗が続くのは,どのチームもにたようなものです。私も,新チームの結成を2回経験しましたが,始めたばかりの頃は,勝ち負けよりも運営そのものが大変だったのを覚えています。
 さて,みつミニのスタッフは練習の仕方を勉強にこられたので,ミニバスで特にやった方がいい練習を中心にメニューを組みました。武士ジュニアの子どもたちも,その空気を読んだらしく,いつもより少し緊張して練習していたようです。
 みつミニバスの子どもたちも,はじめは少し緊張気味でしたが,次第に慣れてどんどん自分から積極的に練習し始めていました。
 主な内容は,オフェンスの個人技術ドリルとコーディネーションのドリル,それらをつなぐ総合練習のドリルを3つ程度いっしょにやりました。
 ところで,みつミニバスはチームも若いが,スタッフも若い。若いと言うことは可能性も大きい。今は,勝てなくても一生懸命やっていると,そのうちきっといいチームになってくるでしょう。
 頑張れ 新チーム。




個人練習メニュー                     2013年2月27日

 旭東中学校は今日から試験休みです。約10日間はチーム練習ができません。旭東中学校の部員の皆さんは「個人練習シート」を練習法・ドリルのページに載せておきます。ダウンロードして使ってください。
 PDFファイル,EXCELファイル両方あるので,都合のよい方を使ってください。
 今までの練習でやったことのあるドリルですが,名前だけで分からないものはドリルの動画で確認してください。
それでも分からないものはとばせばいいです。
 また,自分で工夫してやるのも大いにいいと思います。このシートはあくまでも参考です。
 では,1日に30分~1時間くらいやれば十分だと思います。まずは勉強が第一の時期ですから,そちらを優先して,その気分転換に少しずつやればいいと思います。




試験休み                         2013年2月25日

 今日の練習を最後に,中学校はしばらく学年末試験のため練習がお休みになります。旭東中学校だけでなく,日本中のほとんどの中学生は,学年末試験に向けてしっかり勉強をする時期になりました。
 しかし,この時期は体力や技術を身につけるシーズン前の大切な時期でもあります。
 私はスポーツマンは試験前であっても,30分~1時間ぐらいは自主的にトレーニングをするべきだと考えています。きちんと計画的に勉強すれば,それぐらいの運動をする方がむしろ勉強にも身が入るはずです。気分転換になるし,体調もいいからです。
 しかし,トレーニングには体育館が使えるわけではありません。また,孤独に1人でやることになります。
 ですから,どんな内容のトレーニングをするか,ちょっと工夫が必要です。
 自分で工夫して,自分にあったドリルやトレーニングを見つけるのが一番です。そうはいってもなかなか見つからないプレーヤーも多いと思うので,試験期間中の練習メニューを「練習法。ドリル」のページに載せることにしました。
 2~3日中には更新しますから,それを見てトレーニングをしてください。
 また,旭東中学の選手の皆さんは,試験休み中のトレーニング様子や質問をメールで知らせるようにしてください。
 基礎的な技術と体力の上にチームプレーが乗っかるのです。孤独な練習に耐えられる者が勝利をつかめます。
 それは勉強もスポーツも同じです。
 勉強もバスケもしっかり頑張れ!






アイム・加計杯ミニバス大会                2013年2月24日

 ミニバスの最後の大会ととなるのアイム・加計杯が2月23日・24日に行われました。
 武士ジュニアはこの加計杯は過去に優勝回数が多く,相性がいい大会です。しかし,今回は岡山市のレベルが高い。身長の高い選手も多く,スピードのある選手も多い。武士ジュニアの苦戦が予想されました。
 予選トーナメントの初戦は伊島チーム。伊島は高さはそれほどないものの,1対1が上手でスピードがある好チームです。我がチームとは実力的にはほぼ互角だろうと予測していました。
 そこで,プレスディフェンスで,ゲームの出だしから当たり,主導権を握る作戦をとりました。その作戦が当たり,リードを守りきり勝利することができました。この試合は,プレスディフェンスも大きな勝因でしたが,何よりも得意のシュートがよく決まったのも,もう一つの勝因でした。
 他のチームのコーチからも「武士の選手はシュートがよく入るなあ」と言われました。
 別にシュート練習の仕方は企業秘密ではないので,そのうち公開したいと思います。
 2試合目の島根県の大庭チームに勝って決勝トーナメントに勝ち上がることができました。この試合は大差がつき控え選手も試合に出ることができました。
 2日目の決勝トーナメント。準決勝は選手権で接戦だった芳泉スカイラークミニバス。しかし,選手権ではプレスディフェンスがはまり,出足で大量リードを奪えたのが接戦できた要因でした。しかし,同じ手は使えません。今回の戦いは苦しい。案の定,出だしから芳泉の勢いに押され大量のリードを奪われました。
 2ピリのメンバーが踏ん張りましたが,点差を縮めることはなかなかできず,結局15点差で敗退しました。負けはしましたが,よく戦った言えると思います。
 3位決定戦は,先の中国大会で準優勝だった西御南ミニ。シュート力は武士の方が勝っているものの,相手の激しいディフェンスにターンオーバーが続き,結局20点差で敗退しました。
 最後まで,よく踏ん張った戦いだったと言えると思います。
 6年生にとって最後の大会。思い残すことなくしっかり戦うことができたことだとおもいます。6年生のみなさん。中学校でさらに頑張って,腕を磨いてください。







ウィンターカップ 準決・決勝                2013年2月2日

 ウィンターカップの準決勝・決勝が総社東中学校で行われました。
 対戦相手は,準決勝が総社東中学校です。
 秋季大会と同じ顔合わせとなりましたが,さすがにあのときほど楽には勝たせてもらえませんでした。序盤から,総社東中にアウトサイドのシュートをしっかり決められて,前半を終わった時点でほぼ互角の状態でした。前半の終わりかけに,ジュニアオールスターにも選ばれている総社東のエースが4本ファールで後半はベンチに下がりました。その間に,10点ほど引き離せました。結局,そのリードを守り通し,20点差で勝利することができました。
 この試合では,最近のテーマであったインサイドの活躍が光りました。特にリバウンドとゴール下での得点はなかなかのものでした。やっと成果が見えてきた感じです。
 また,控え選手も,しっかり自分の役割を果たしていました。今までのようにミスを連発して自滅するよすなことは少なくなりました。パスドリルの成果が見え始めたようです。
 決勝戦は秋季大会と同じ対戦相手の玉島北中学校。実力は頭ひとつ相手の方が上なのですが,玉島北中はポイントガードが準決勝で怪我をしたため,チーム力は明らかに下がっています。
 そのため序盤から,ずっとシーソーゲームが続き終盤までもつれ込みました。
 結局,旭東中はわずかのリードを守りきれず,同点にされた第4ピリオドの残り3秒,旭東中のスローインです。タイムアウトでの私の指示は,相手チームはチームファールが4つを超えていたため,1番スピードのあるガードにボールを持たせる。あとは,1対1。シンプルにそれだけです。
 結局,ボールを受けたガードの選手がフリーだったため,自分の判断で3ポイントシュートを打ちました。それが,ブザービーターとなって勝利しました。結果オーライです。
 私の見立てでは,全員が健康な状態でそろったとすると,まだ,玉島北中学校とは20点差程度の実力差はあると踏んでいます。
 しかし,まあ,勝ちは勝ち。選手にとって勝利はなによりのごほうびになります。もっと頑張ろう。もっと練習しようという気持ちになります。今まで活躍しなかった選手が,活躍したのだから,試合に出られなかった選手も実力を伸ばそうという気持ちにもなったはずです。
 負けた試合は勉強になります。そして,勝った試合は喜びや活力を得られます。どちらも大切なことです。
 さて,この試合では,3ポイントシュートの成功率が高かったことが大きな勝因のひとつです。しかし,もうひとつの勝因はディフェンスとリバウンドです。特にリバウンドは旭東中の方が終始勝っていたと思います。また,この試合でも,インサイド選手の気迫のこもったプレーが序盤のチームを引っ張りました。試合では,特に制限区域内でプレーするプレーヤーは気迫が大切であることを感じることができたと思います。技術や体力ももちろん必要なのですが,まずは気持ちだと思うのです。
 さて,今回,メンタル面の強化で工夫したことを紹介します。
 

その1 ひとりひとりが自分のテーマを決めて,試合の直前に大声で10回言う。

 有言実行メソッドとでも名づけましょうか。みんなが一斉にやると,修行僧がお経を読んでいるみたいで異様な光景です。結構選手は楽しんでやっています。当分続けてみるつもりです。
 

その2 テーマを手に書いておく。
 いつでも確認できるように,今回初めてやってみました。忘れっぽい私は,仕事では手にメモするのはいつものことです。それで思いつきました。これをしておくと,タイムアウトやハーフタイムで,個人のテーマを私が確認するのにもとても便利でした。「お前は何がテーマだったかな。リバウンドか。なるほど。」みたいな感じです。
ただし,暑い夏は不向きな取り組みだろうなと思います。汗で落ちますから。




 ところで,同じ日程で,武士ジュニアも新人戦が行われました。残念ながらこちらは1回戦で吉備ミニに10点差で敗退しました。残念でした。これから,また,気合いを入れてがんばろう。











ウィンターカップ 2次予選               2013年1月20日

 ウィンターカップの2次予選が終了しました。
 まあなんと勝ちがました。
 最終的には,今まで練習した「インサイドの得点力アップ」は少し成果がみえました。しかし,練習の成果が見えるのは4試合だった最後の試合。それまでは,全くうまくいかず,ベンチ大声で怒るばかりでした。それぐらい,全くうまくかみあいませんでした。
 シュートは入らない。走れない。守れない。パスはいいサイドへ入らない。
 最終リーグに残れないのではないかと心配したほどの悪い状態でした。
 4試合目になって,やっとインサイドがかみ合い始めて得点が伸びてきました。やれやれという感じ。
 ひとつのことに成果がでるには,ある程度時間はかかるとは思います。しかし,やろうとする意識は大切です。それが感じられないのが残念です。
 そこを言い続けて,やっと4試合目の最終戦で変化が見え始めました。
 失敗してもチャレンジしようとすることが大切です。そういうメンタル面の強さがほしいですね。




課題克服① インサイドの得点力アップ          2013年1月13日

 西日本大会,山陰選抜大会の敗戦で次の課題が明確になりました。
 
 ①フォワードの得点力のアップ。
 ②走って攻めるこ,守ることの徹底。
 ③パスワークを中心とする判断力の育成


 どれも簡単に育つものではないです。気長にやらななけらばなりません。
まずは,フォワードの得点力アップにの取り組みについて。
 何事もその気にさせるのが大切なので,試合で勝つためにどれほど大切かを繰り返し説明しました。
 また,フォワード陣が試合中に期待に反するプレーが続いたときには,厳しく叱ったりもしました。少しずつその気になってきたように思います。
 3学期からの練習では,フォワードの得点力アップのドリルをいくつか取り組みました。

 ①3人1組 インサイドポジショニングドリル
 ④1対1 ゴール下 ノードリブルシュートドリル

 インサイドで指導していること次の通りです。
①戦う気持ちを持つこと。身体接触が多いエリアなので,気持ちで負けては戦えません。まずはそれを強調しています。「チャージングを取られるぐらいのつもりで」そう言っています。実際には,ほとんどチャージングなんて取られません。

②身体接触をうまく使うこと。「ダックイン」とい技術を教えています。腰のあたりをディフェンスに押しつけてディフェンスを小刻みに押し込んでポジショニングする技術です。

③ターゲットハンドをだす。どこにボールがほしいのかをきちんと手で示す。

⑤フラッシュしてポストアップする。ローポストを第1希望,ハイポストを第2希望として,そこでボールを受けるためにフラッシュする。

 ボールもらってからの1対1については,今までに次のようにやっていました。

インサイドシューティングドリル
パワーレイアップドリル
ビッグマンドリルでトレーニング

 これらの成果が出るのは時間がかかりそうです。インサイドの選手の人数は少ない。短い練習時間では,どうしてもアウトサイドの練習中心になります。毎回の練習でやるわけではないからです。
 ですからシューティングなどのインサイドの個人技術は,やり方をひととおり教えた後は,個人練習で身につけるように選手には指導しています。
 もともと旭東中チームのフォワードは体格がそこそこいい。だから,体の使い方をきちんと覚えるとゴール付近では力をは発揮できるはずです。
 がんばれ,インサイド!
 




年末年始の大会                    2013年1月7日

年末年始の大会についてまとめて,アップします。
 西日本大会12月26~28日
 予選リーグは順調に勝ち上がりました。しかし,1位リーグからは,苦戦の連続でした。
 和歌山県の高雄中荷台4ピリオドに逆転負け。また,徳島県の八万中学校に前半リードするも,後半競り負け。どちらも大事な場面でのパスミスががポイントになりました。
 最近,判断ミスからのパスミスを減らすドリルを繰り返してきました。しかし, 緊迫した大切な場面でミスを少なくするには,時間がかかりそうです。
 ゆっくり育てる根気が必要だということでしょう。
 結局,八万中学校が2位の島根中と大差で優勝したことを考えると,よく攻めたと思います。しかし,課題としては,前述の勝負所でのミスとディフェンスが課題です。マンツーマンできちんと守れてない。足が動いていないということです。
 今後は,選手も意識して,走ることに取り組んでほしい。
 ベンチワークとして反省したこと。
 2試合を戦うことが多い中学校の大会では,2試合目の後半にどのようにスタミナを残すか。それを考えながら選手を起用しなければならないということです。
 練習時間がかなり長い中学校なら別です。しかし,旭東中学校の練習時間は短い。それほど,スタミナがつく練習はできない。ならば,選手交代でスタミナ不足をある程度補うしかない。
 しかし,どうして点差がわずかな試合では選手起用が堅くなりがちでした。それも,4ピリの大事な場面でミスが続いたことと関係があったと思います。
 3日目の順位決定戦では,徳島県の徳島中に勝って結局5位という成績でした。
 
 西日本大会に続き,山陰選抜大会が1月5日,6日と松江市で開催され参加しました。
 今回は,ポイントガードが捻挫で出場できないこともあり,選手起用がひとつの課題でした。
 代役のポイントガードはまずまず合格点の働きでした。
 フォワードの得点力を上げることです。これも気長にやるしかない。
 山陰選抜大会の方は結局,優勝した島根中に負けて,3位という結果でした。






どんな練習をするか 「シュート練習」          2012年12月24日

 今から30年ぐらい前に「ベストキッド」という映画がありました。詳しくは覚えていませんが,けんかが強くなりいたい少年が,空手の達人の老人に弟子入りし,やがて空手の達人になって成長していくという話です。
 老人の空手の教え方が特徴的でした。
 老人は,はじめは少年に空手については少しも教えません。ペンキ塗りをさせたり,荷物運びばかりをさせたりするのです。少年はその意味が分かりません。しかし,ペンキ塗りの仕草や,荷物運びが知らず知らず空手の基礎基本を学んでいる,というのです。確かそんな話です。
 なぜ,こんな話をするかというと,コーチングの立場から言えば,老人の教え方は,最も効率が悪いと言うことです。
 だって,老人みたいな教え方してたら,そもそも,みんな次の日から練習にこないでしょう。
 では,どんな練習を目指すべきか。次の3つの条件を満たすのがいいと意識しています。

 ①なぜその練習をする必要があるのか,選手がきちんと理解している。
 ②どこに気をつければいいのか,選手自身が意識している。
 ③練習そのものが楽しい。

 ただし,3つの条件をすべて満たすのは,結構実際には難しいなあと思います。①と②は練習がマンネリ化してくると,選手も何となく練習して,何のためにしているのか忘れていい加減になることがよくあります。
 マンネリ化してくると,よい習慣を身につけるために練習しているはずなのに,悪い習慣が身についていることがあります。そんなときは,チェックし,修正してやる必要があります。
 それに,ドリルそのものにも変化をつけないと,すぐマンネリ化します。
 だからといって,そんなにドリルをころころ変えるのも,説明の時間が長くなって効率が悪い。
 だから,ドリルに少しだけ変化をつけるのがコツかなと思っています。
 ③について。嫌々やるより喜々としてやる方が効果は高い。
 そのためにこんなことを意識しています

   a ミニゲームにする 2対2,3対3
   b タイムレースにする
   d ドリルの時間を短くする


 昨日の練習では,シュートフォームの確認をするのに,「ノータッチ・シュート・ドリル」というのをしました。
 このドリルのねらい,シュートフォームをよくして,アーチのある確率の高いシュートを打つことです。
 ドリルのルールは
   ①リングにノータッチでシュートが入ると2点
   ②リングにタッチしてシュートが入ると0点
   ③シュートが外れると-2点
   ④1分以内で10点以上のミッション

 正しいシュートフォームでないと,ノータッチのシュートになりません。ゲーム的に楽しみならがよい習慣がつくというドリルです。
 変化をつけるためには,時間を50秒,45秒にする。また,個人によって,距離を遠くする。

 試合中,私はとっても厳しいことばかり言っていますが,練習は結構楽しいとおもってるんですけど。まあ,選手はどう思ってるか知りませんが。

 付け足し。
 もちろん,選手が嫌でもきつい練習をするときもあります。フットワークとか,トレーニングは当然そんなに楽しくないですからね。











判断力をつける③                   2012年12月23日

 吉備中で,岡山市内,岡山市周辺の中学校が数校集まり練習試合を行いました。旭東中学校も,西日本大会を目前に控えて,試合に慣れるという意味もあり参加させてもらいました。
 試合に参加してみて,今までよりは,パス,オフボールの動き,(ボールを持っていないプレーヤの動き)はスムーズだったように感じました。パスドリルの成果は現れているといっていいのでしょう。インサイドの選手のフィジカルさはまだ物足りなさは感じましたが。
 パスミスは,今までよりはかなり少なかったと思います。きちんとゲームのビデオを見ながら,記録を取っていないので,単なる印象に過ぎません。しかし,以前,対戦したチームとのスコアも,以前よりかなり開いていたので,たぶん,ミスは減っていたのは間違いないと思います。
 その代わり,アウトサイドのシュートはかなり調子が悪かったです。
 何かがよくなると,何かが悪くなる。なかなか,全体がよくなることがなりのが難しいところです。またまた,新しい課題ができました。


判断力をつけうる②                  2012年12月22日

 パスドリルをいくつかすることで,パスの技能は少しずつ伸びています。もう少し時間をかけないと効果のほどははっきりしないのですが,パスドリルはそれなりの手応えを感じています。
 しかし,新たな課題も生まれてきました。
 実際ゲームでは,パスを上手にするだけではなく,「パス,ドリブル,シュート」のいずれを選択するかの判断をしなければなりません。もっと言うと,ディフェンスに仕掛けるようなアイデアと技術,私は「ずるがしこさ」と言っていますが,そういうものが必要です。これも育てなければいけません。
 これを育てるのにいいドリルは何か。
 アウトナンバーのドリルがいいのではないかと考えています。
 2対1,3対2のドリルは,「パスか,ドリブルか,シュートか」の判断力を育てるドリルに適していると思います。そして,いかにずるがしこいプレーをするかを身につけるのにもいい。ディフェンスとの駆け引きを楽しめるようになるとうまくなるんですよね。
 さて,旭東中でやると,残念ながら,生真面目な2対1,3対2になってしまいます。しかも,今のところアウトナンバーの攻撃なのに成功率がかなり低い。ずるがしこいところまではとてもいきません。
 これも辛抱強くやらないといけないと覚悟しています。




練習の成果を試合で発揮するために             2012年12月13日

 ひとつひとつの技術は身についていても,それだけでは実戦では役に立ちません。ディフェンスとの対峙関係の中できちんと判断し,持っている技術と体力を十分生かせるにはどうしたらよいのか,模索が続いています。 
 旭東中の選手は,真面目で一生懸命練習しています。ですから,少しずつ,基礎技術も体力も伸びているのですが,いざ試合となるとミスが目立ちます。それは判断力とメンタルの面に課題があるからでしょう。
 
 中でも今に課題だと感じているのは,パスについての判断力です。パスミスの原因は50%ぐらいはレシーブする側にあるので,この問題も解決しないといけません。しかし,今回のテーマはパスする方の側についてです。
 パスの技術は難しいと考えます。その理由は,次の3つの判断を伴うからです。
 
 ①レシーバーが動く。そのため,動くことを予測してパスしなければならない。
 ②1番のディフェンスにかからないようにパスをしなければならない。
 ③2,3番のディフェンスにかからないようにパスしなければならい。

 ノーマークでなければ,この3つの判断をする必要があります。
 どのパスウィンドウ(1番のデフェンスのあいているすき間)から,どのタイミングで,どのコースへ,どんなパスを出すかを,瞬間的(たぶん0・5秒以内)に決定しなければならないのです。
 この判断力は,相当の演算能力が必要じゃないかと思います。
 
 さて,どうやって鍛えるか,です。今のところは,判断を頻繁に使うミニゲームを取り入れています。ミニゲームとは,簡単に言うと遊びです。
 ミニゲームなので,中学生も楽しみながら技術が身につく。しかも実戦に近いのがいい。
 5対5だと,パスだけの効果を狙うには効率が悪いです。だから,2対2~4対4ぐらいのミニゲームが向いていると思います。
 
1 3Pパスドリル
  ①3対3のパスドリル。ドリブルなし。
  ②20回ノーミスでパスが成功したらオフェンスの勝ち。
  ③3Pラインの範囲内(足が3PラインにかかっていればOK)
  ④ターンオーバーがあったらディフェンスの勝ち。  
 
 20回連続でパスするのは簡単そうで,かなり難しい。

2 3Pパスドリル 0-1-2点制
①3Pパスドリルに,パスする位置に得点を与える。
②通常のパスは1点
③セミサークル(ゴール下)のエリアへのパスは2点
④3Pラインより外へのパスは0点

 20回連続パスすることの難しさは変わらない。しかし,コートの使い方が上手になる。

3 カナダパスドリル(3対3)(4対4)
①ハーフコートを6つのエリアに分割する。1つのエリアには1人しか入られない。
②1秒間は同じエリアに2人同時にいることはOKだが,それ以上はターンオーバーと同じ扱いにする。
③ドリブルやカットに合わせてオフェンスが動く。

 パスだけでなく,スペーシングやハーフコートでの約束事を自然に身につける学ぶのによいミニゲームだと思います。3対3で練習して,次に4対4に発展させました。
 実際にやってみて,シュートがない分,動きやスペーシング,パスの練習のみに集中できるので,効果が高いように思います。

カナダパスドリルの6分割








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 11/29 当たりの強いプレー②
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11/24 臥薪嘗胆 
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 11/14
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11/11 大会直前の練習は 
11/4 3Pシュート 
11/2 バスケットは全身運動
 10/30 精神力を強くする
10/26 ドリブルとパス③ 
 10/23 ドリブルとパス②
10/20 ドリブルとパス① 
10/18 ポジションごとの役割⑤
10/17ポジションごとの役割④ 
10/16 ポジションごとの役割③
 10/14ポジションごとの役割②
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 9/30 コーディネーション能力の育成③
9/29 コーディネーション能力の育成② 
9/28 コーディネーション能力の育成① 
9/21 パスミスをなくすには② 
9/20 パスミスをなくすには① 
 9/19 「ほほえみ,友情,フェアプレイ」
9/15  オスグッド病 
9/14 「何が何でも勝つ」と
9/12  よきスポーツマン 
9/10 ゾーン・オフェンス③ 
 9/9 ゾーン・オフェンス②
 9/6 ゾーン・オフェンス①
9/5 保護者会 
9/4 トラベリング③ 
 9/3 フェアプレイ
 9/2 目標と目的
8/31 トラベリング②
8/30 トラベリング① 
 8/26 凝視と俯瞰
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 8/23 4校ルール④
8/22 4校ルール③ 
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7/30 がんばれバスケット④
7/29 がんばれバスケット③
7/28 がんばれバスケット②
7/27 がんばれバスケット①
7/25  サッカーに負けている
7/24  感謝
7/23  おぼっちゃまバスケ
7/22  危機感 
7/21 試合ノート
7/20 逆転の練習法 
7/19 補欠はつらい がんばれ!
7/18 本物のゲームを
7/12 相対性理論
7/9 チームへの貢献 
7/8 体育館の訪問者
7/7 分かりやすく話す伝える②
7/6 分かりやすく話す 伝える 
7/5 私のワンハンドシュートの指導 
7/1 靴をそろえる 
6/30 全日本壮行試合 
6/26 新提案の講習会 
6/25 本当に 厳しいとは 
6/22 話は短く 
6/15  マンツーマンとゾーン③
6/14 マンツーマンとゾーン② 
6/13 マンツーマンとゾーン① 
6/12 勉強とスポーツ