バスケができない期間に、自分の出ている試合を観よう!

バスケができない期間に、自分の出ている試合を観よう!
2020年4月8日
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現在、ミニバスの活動ができずに、とても退屈ですよね。地域によっては、グラウンドや屋外も使えないミニバスの子どもも、たくさんいると思います。こんな時こそ、今やれることをやって欲しいと思い、「試合の過去動画」をみることをオススメしたいです。
しかし、ただ試合を観るだけでは、「楽しかった」とか「くやしかった」などの感想で終わってしまうので、そうならないように自分の得意不得意を見つけて、勉強しましょう。今回は、あなたのためになる試合の見かたを、4つ紹介します。

①良いプレーも悪いプレーもスローでみる

照れくさいかもしれませんが、動画を見るときは、特に自分がボールを持った時のプレーは、スローモーションで見てください。ゆっくりみることで、なぜそのプレーがうまくいったのか、うまくいかなかったのかが、理解しやすくなります。
バスケでは、早い判断が重要になるため、無意識でうまくいったプレーを意識的にできるようになることで、ナイスプレーをくり返しできるようになります。逆に、悪いプレーも、判断ミスなので、どこがダメだったのかがわかれば、今後のプレーに必ずイキてきます。

②テレビの中の自分を褒める

動画をみてる時のあなたは、監督と同じ目線でみるようにしてください。そして、ナイスプレーをした時の、自分やチームメイトに「いいね!」「最高!」と言ってあげましょう。これをすることで、あなたが見た良いプレーと感じたものは、「誰から見てもナイスプレーだった」ことになります。
リアルな世界だと、自分で自分を褒めたり友人を褒めることはなかなかないと思うので、「ポジティブな声」を出す練習にもなります。

③オフボール(ボールがないところ)に目を向けてみる

動画の良いところは、ボールがないところのプレーも、じっくり観れることです。オフェンスでうまくいった時も、「オトリ」なってくれたチームメイトの存在に気づいたり、結果的にうまくいったが、ノーマークの味方に気付いていなかったことにも、気付けます。
ディフェンスでは、カバーの意識がどれくらいあるかもわかります。ハーフコートの5対5で、ノーマークができることは、スクリーンや、だれかがボーっとしていること以外、考えられないので、「なぜカンタンにやられてしまったか」を5人のディフェンスを見て、研究することができます。

④どうやったら、もっと楽に試合できたかを考える

最後は、1試合をとおしてみて、どうやったらもっと楽に勝てたか、どうやったら逆転できてたかなどを分析してほしいです。バスケあるあるとしては、試合に負けても「あの試合、勝てたね」と、時間がたったら話せることです。
あの試合が、勝てたと思うなら、何が足りなくて負けてしまったかを動画をみて分析しましょう。こうすればよかった、と考えることで、その考える力が試合中に発揮されて、プレーをしながら【頭】もつかえる選手になることができます。

さいごに

現代では、携帯でも試合の動画がカンタンに撮れて、さらに高画質ですぐに観れるようになりました。僕がプレーしていたころの動画は、ほとんどないので、今ミニバスでプレーして、動画が見れることは本当にうらやましいことだなと思います。
良いプレーをたくさんした試合は、永久的に保存したいし、何度も観たいですよね?それを観たあとは、悪いプレーも忘れたいプレーもみて、いっぱい反省し、いろんなことに気づき、失敗をくり返さないようにしてください。動画をとってくれた人への感謝の気持ち、も忘れないようにしましょう。

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