ミニバス移籍のやり方

ミニバス移籍のやり方
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2020年度の3月から2021年度の4月にかけて、とんでもない数の移籍の相談が各都道府県でおきているようです。最近では、「移籍したいと思った時点でトラブルです」という話まで出てきており、今後この流れは止めれそうにありません。今回は、移籍のやり方をご紹介します。

①一回現チームを退部する

現在、所属しているチームを退部します。退部すると、基本的にはJBAのチーム登録上、「除籍」されて、メンバーID(各選手に振り分けられているもの)がいったんなくなる形になります。

その後に、自分が行きたいチームに新規登録するという流れです。現チームの指導者に黙って移籍する場合、会話もできないレベルになった時は、この方法で移籍することになるでしょう。しかし、JBAの登録システム上、保護者もあまり詳しいことがわかっていないため、何ヶ月たっても除籍作業が終わっておらず、スムーズに移籍できない事例も出ています。その点は、お願いしづらかったりもするので、注意が必要です。

②移籍申請書を書いてもらう

これは、JBAに提出し受理されるまでに2、3週間程度かかりますが、円満に移籍できる場合は、こちらの方が良いでしょう。同じ地区内で移籍する場合は、春夏秋冬のリーグ戦で顔を合わせますし、同地区でなくても、必ずどこかで顔を合わせます。子ども同士は同じ小学校に通っているって場合もあるので、移籍した後のことも、よく考えて提出するようにしてください。

※JBAホームページより引用

また書類の中には、「移籍元チーム承諾欄」があります。現チームの方に、住所を書いてもらったり、印鑑を押してもらったりするで、少し面倒ですがこちらの方が筋の通った移籍になるでしょう。

③移籍の注意点

上にも少し書きましたが、何かしらトラブルがあって移籍をするのでしょうが、主役である子ども同士は、違うチームでプレーしていても、同じ小学校に通いますし、そのまま同じ中学校に通うことにもなります。①の方法で移籍すると、学校でイジメにあったり、嫌がらせにあったりする可能性もあります。

また、あまりにもヒドイやめ方をすると、移籍先のチームからも「問題のある親子」と悪いウワサを流されることも少なくありません。個人的には②をオススメします。

さいごに

できれば、移籍をせずに入部した時からお世話になっているチームや指導者の元でプレーするのが良いかもしれませんが、毎年強いチームを作る指導者の元でバスケをしたいと思うのも、当たり前のようにも感じます。

移籍がOKになって3年ほどですが、これからも移籍関係でいろいろな問題が出てきそうですが、子どもがのびのびバスケができる環境で、親子ともに悔いのないミニバス生活を送っていただけたらと思います。

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