ミニバスにいる保護者兼コーチについて思うこと。

ミニバスにいる保護者兼コーチについて思うこと。
2020年2月22日
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今回は、子どもがミニバスのチームに入ったが、指導者がいなかったり、全然来なかったりして、教える人が誰もいないから保護者でありながら指導者になりましたという、保護者兼コーチの実態を話したいと思います。
 

最初は、めっちゃお願いされる

ミニバスや部活でバスケを経験している保護者は、何も知らない保護者より、少なからずルールや練習に関する知識を持っています。
ミニバスの指導者も、ボランティアでしている人も多いので全然練習に来れてなくて、肝心な練習もダラダラやってる状態になってしまう。
なんてことが、よくあります。
そこで、「バスケ経験がある」と言おうものなら、必ずや他の保護者たちに、指導者になって欲しいとお願いされるでしょう。
ミニバスを習わせてる保護者にとって、指導者が練習に来ないこと、子どもにやる気がないこと以上に不安なことはないですし、バスケ経験がある保護者にお願いして、保護者兼コーチになったという方は、かなりいます。
 

はじめは活気づく

最初の3ヶ月くらいは、指導者が入ることで活気づきます。強い弱いはおいといても、子ども達にも変化があらわれます。
そして元々は、〇〇君のお父さんだったりするので、すでに子ども達も懐いているケースもあり出だしは好調です。
 

時間が経つと体力的にキツい

みんなから頼まれてなった指導者の方も、ある程度時間が経つと、練習や試合が続き精神的にも、しんどくなってきます。
理由は、そもそも指導者はしんどいということはもちろんですが、指導者でありながら、保護者の立場でもあるからです。ベンチで観ているだけの保護者と違って、我が子に割ける時間もなく、すべての子ども達の面倒を見る必要があるからです。
チームの保護者から頼まれて指導者を始めたものの、指導者自身にストレスや不満が出始めます。
 

チームが揉めることがある

指導者を頼んだ保護者達から、少しずつ不満が出てきます。
例えば、「コーチの子はミスしても試合に出られる」とか「自分の子をひいきしている」などです。保護者兼コーチからすると、そんなつもりがなくても、ベンチから観ている保護者がそう思い始めるとチーム内でも話が広がり、空気が悪くなることがあります。
最初は頼んで教えてもらったこともとっくに忘れて、不平不満を言い始める保護者が続々と出てきます。
 

とにかく辛いポジション

保護者兼コーチ、響きはカッコいいし、保護者なのに指導者もしてて素晴らしいと思われるのが普通ですが、上に書いたようなことからチームの内部分裂や、指導者解雇など、有り得ない自体が発生するケースもあります。
チームために引き受けた指導者、時間が経つと最初は、ありがたいと感じていた保護者もその気持ちが薄れていき、保護者兼コーチを精神的に追い込んでしまうということがあります。
 

容易に引き受けるものじゃない

保護者兼コーチは、上に書いたようなことから容易に引き受けるものではないというのが結論です。
何をしても不平不満を言う保護者がいます。
そして、我が子が中学に上がっても、また次の代の子どもが残るため、親子で一緒に卒部します。
なんて簡単にできません。子どもが中学に行っても、我が子の試合も観に行けず、残って指導者を続けてるのをみると胸が苦しくなります。
保護者でありながら指導者を引き受けて、我が子以外の子どもにもバスケを教えたり、言いたくないことも言わないといけない。
こんなキツいことはありません。
それでも指導者がいなくて、引き受けてくれた方には指導者を退くまで、他の保護者の方々は感謝の気持ちを持って接して欲しいですね。

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