ミニバス経験者なのに、中学に行っても伸びない子の特徴

ミニバス経験者なのに、中学に行っても伸びない子の特徴
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中学の部活でバスケを始めるのと、ミニバスで2、3年バスケを経験をした子では、入部の段階では、確実に「差」があります。ミニバスをやめずに、ツライ時も頑張って来たからなのですが、中学から始めた子に1年程度で追いぬかれてしまう子どもは、どのチームにも何人かいます。
せっかくミニバスで早めにバスケにふれて経験も積んでいるのに、なぜ簡単に追いぬかれてしまうのでしょうか?今回は、ミニバスを経験した子が、中学の部活に入っても伸びない原因を解説していきます。

指導者が変われば、自分は変わると思っている

自分のプレーがうまくいかない原因が、ミニバスの指導者にあると考えている選手は、中学に入っても伸びません。理由は簡単で、ミニバスの時に自分のプレーがうまくいかない理由が、「指導者のせい」と親子そろって考えているので、中学になってうまくいかなくなった時に、中学の顧問のせいにするからです。

できない理由を論理的に説明できる

ちょっとだけ国語のできる子と言ってもいいのでしょうか、なぜできないかの理由を上手に説明できます。例えば、リバウンドに行けるシチュエーションで行かなかったことをたずねると「ブロックアウトされていたので、行けませんでした」とか、的を得ているようで的外れな返事ができて、あたかも自分は間違っていないことを主張し、できない理由を正当化できる子は、小賢こいだけに結果が出せなくなっていきます。

勉強と両立させるように見えて、どっちつかず

中学生なら勉強も大事ということで、部活も勉強も中途半端になり、なんならミニバスの指導者からも解放されたし、かなりやる気があって部活をはじめたのに、プレイタイムが減っていくと塾に通い始めたりする子です。
僕は、ミニバスの教え子が中学のバスケ部でも中心選手で、勉強も両立させる子を見てきたので、出場時間が減っていき、なかなか試合に出られなくなったタイミングで塾に行く子は勉強も中途半端に終わっちゃう子なのかな?と感じてしまいます。
もちろん、勉強も大事なので否定まではしませんが、自分の好きなバスケも中途半端な頑張りで「指導者が自分の頑張りをわかってくれていない」という被害妄想のような考え方で、塾に行きますっていう行動に疑問を感じているのです。

さいごに

ミニバスの指導者から解放されれば、自分の実力が認めてもらえると勘違いをおこして、結果的にバスケも勉強も中途半端になった子の話をしましたが、これは実話です。その子は、高校生になりましたが、どんな人間になったのでしょうか。
すべては「考え方」の問題で、自分の欠点を受け止められずに、できない理由を指導者のせいにしたり、上手な言い訳をしたり、まったく両立もできていないのに塾に通ったりすると、どの道、すべてにおいて結果の残せない人になってしまうのかなと考えます。
伸びない子には、このような理由があるので、どうかみなさんのチームの子どもには、上に書いたことを十分注意してほしいと思います。

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