コロナが流行したことで、あらためて気づかされたこと

コロナが流行したことで、あらためて気づかされたこと
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2020年3月より、日本全国の小学校で休校になり、子どもたちはミニバスはおろか、友達と会うこともできなくなった生活を送ってきました。当たり前のようにやっていた練習や試合も中止になり、バスケもまともにできませんでした。
この環境が、僕たちに教えてくれたことやコロナが流行したことで、心から気づかされたことをお話しします。

バスケは趣味ではなく「生きがい」だった

「趣味は何?」と聞かれると「バスケです」と答えて、「特技は?」と聞かれると「バスケです」と、バスケ好きな人であれば趣味も特技もバスケだったことは、同じ境遇として理解していたのですが、約2ヶ月以上もの間、体育館でバッシュを履いてバスケができない状態になって気づいたのは、バスケは趣味であり、特技であり、自分にとって「生きがい」であることに気づかされました。
「あなたの生きがいは何ですか?」と聞かれることは、なかなかありませんが、趣味や特技におさまらないほど、バスケは自分の人生にとって必要不可欠なものだということに気づかされました。

友達の大切さ

「友達なんかいらない」と有名な芸能人やテレビの著名タレントは言いますが、それは「大人になったら」という言葉をつけ加えることが正しい言い方であると感じました。小学生に友達は絶対にいる。特にバスケのような団体スポーツは、一人ではできませんし、家族よりも一緒にいる時間が長い友達が、たくさんいるということもあるあるです。
寝ること、遊ぶこと、学ぶことが仕事の小学生には、間違いなく友達は必要です。友達なんかいらないという言葉を使うときは、子どもの前では言ってはいけないし、今この瞬間を一緒に過ごす友達を大切にすることを、大人からも教える必要が出てきました。

カラダを動かすことの大切さ

家にずっといるとストレスがたまるし、運動不足で太ります。今では、免疫力を高めたり健康的なカラダにするためには、「運動、栄養、睡眠」の3つの柱が重要であることも日本全国で強調されてきました。この3つのどれか、一つでも欠けてしまうと、免疫力は低下したり、ヤル気が下がったり、集中できないようになってしまうとも言われているくらいです。
コロナで人との接触ができない間に、一人で運動することが、とても退屈でなかなか楽しめないことや、継続することの難しさも学ぶことができたので、ミニバスに所属してカラダを動かすことを、今後も続けていきたいと思った人が、以前よりも増えたのではないでしょうか。

さいごに

日本には、「有難い(ありがたい)」という言葉がありますが、なにも考えずに生きていると、「有難い」ことが「当たり前」になっていくことがあります。
友達がいて、子どもがいて、保護者がいて、指導者がいる。体育館があって、ボールがある。これらのことは、当たり前ではなく有難いことですし、有難いと思うことで感謝の気持ちが出てきます。
バスケができる環境や、関わってくれるすべての人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、これからもミニバスを通して成長していきたいですね。

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