あなたのベンチワーク、すべて見られています。特にミニバス。

あなたのベンチワーク、すべて見られています。特にミニバス。
2020年5月13日
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ミニバスの指導者は、日本全国に何万人といるでしょうが、ミニバスのベンチは、他チームの指導者や自チームの保護者、その試合を観る人たちにめっちゃ見られています。
これは指導者として、アウトだなーと思ったベンチワークや、ベンチマナーを紹介します。

試合が終わってないのに、あきらめる

それまで、必死で選手に声をかけて指示を出し、はげましていたにも関わらず、4クォーターの残り2分で8点差など、キビしい状況になった瞬間、ベンチに座りだまり込む指導者がいます。
僕からしたら、子どもに「最後まで頑張れ!」って言ってるのに、指導者が先にやめてしまうパターンです。4クォーターの残り2分で8点差、「まだ行ける!」と最後までベンチで戦い続ける人が指導者ですし、指導者なら当たり前です。

まだ追いつけるのに、ベストメンバーを下げる

何か約束をして、そうしているなら問題ありませんが、3クォーター終わりで「この試合、勝つのはキビしいかも」と判断し、4クォーターでベストメンバーを下げて、追いあげることすらしない指導者、いますよね?
練習試合などで、ベストの子が手を抜いてるとかの理由があるならわかりますが、さすがに公式戦でそれをやると、指導者以外の会場全体が「何してるの?」状態になります。
「5年生以下に経験をつませるつもりでやった」という人もいますが、じゃあ、その5年生が6年生になった時に、今以上の結果を残すことは絶対条件です。しかし、そんなサイハイをする指導者に、来年結果を残せる人はいないと考えます。

ペットボトルを投げるなど

タオルをたたきつける、ペットボトルを投げる、T.Oにキレる、全部見られています。感情のぶつけどころが違いますし、自チームの保護者や子どもが恥ずかしいですね。指導者が、チームの足を引っ張ることがあってはなりません。

ベンチでの座り方(見た目)

偉そうに足を組み、パイプイスに腕を引っかけて、くつろいだ状態で座る。自チームの試合を見ずに、ずっと下を向いたまま座る。チラチラ携帯を見る。全部見られています。コートでプレイする子どもにも、審判にも、もっというと試合を主催してくれた人にも失礼な態度です。そのままの態度では、次から試合に呼ばれなくなっちゃいます。

さいごに

ミニバスって最高ですよね?指導者、子ども、保護者でチカラをあわせて勝利を目指す。一緒に戦い、喜びや悲しみを共有し、大人も子どもたちのために頑張る。子どもたちは、それに応える。
小学生がやるスポーツでは、ミニバスが最高だと僕は思っているので、すぐあきらめたり、ベンチマナーの悪い指導者を見ると非常に残念だし、必死に戦う選手も保護者もなんとも言えない気分だろうなと思うことが、よくあります。
「コーチがいてくれたから、試合に勝てた!」「コーチ、僕たちにバスケ教えてくれてありがとうございます!」と言ってくれる子どもたちのために、指導者はいます。ミニバスの指導者をやるのであれば、自チームのみんなから「いてくれてありがたい」と思われる存在になりましょう。

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