緊張、不安は伝染する。子どもは、いつもあなたを見ている。

緊張、不安は伝染する。子どもは、いつもあなたを見ている。
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今回は、人の感情を読みとるチカラにすぐれている子どもには、あなたの緊張や不安が伝染していまう話をします。

大きな大会前

予選を勝ち上がり、大きな舞台になっていくほど、だれもが緊張してしまうものですが、親が執拗以上に緊張した姿や不安な表情を、子どもたちに見せてしまうと、確実に伝染します。
これは指導者にも言えることですが、大人の緊張や不安な態度や表情は、子どもに気づかれます。そうなると、子どもにも伝染し、いつも通りのプレーができなくなるおそれがあります。正直、親が緊張したところで、勝敗は変わらないんですけどね。気持ちは、ものすごくわかりますが、しっかり隠しましょう。
特に指導者が緊張すると、試合中の子どもの動きは固くなります。指導者は緊張をほぐすために、仲の良い指導者と話したり、深呼吸して、子どもと接しましょう。

子どもは、大人の感情に敏感

これは、バスケ以外の時も言えることです。人間には、喜怒哀楽がありますが、観察力のすぐれた子どもは、「今、親の機嫌が良いから、うれしい」とか「今は怒っているから、頼みごとは、明日にしよう」など、空気を読んでいます。
なので、大人がいつも不機嫌だったり、マイナス発言の多いことが続くと、子どももそんな感じに育ってしまいます。「子どもは親をうつすカガミ」であることを、肝にめいじましょう。

ミニバス以外のことでも

家や車の中の話です。子どもの前で、大きなタメ息ついていませんか?舌打ちしていませんか?こんな細かいところも、子どもはチェックしていますし、これも伝染し、将来的に移ります。反射的にやってしまっている方は、直す努力と、それでも大きなタメ息がつきたい場合は、子どものいないところで行いましょう。

実は、お腹の中にいる時から

実は、人間はお腹の中にいるところまで、記憶をさかのぼることができる子がいると言われています。これは、さすがに大げさかもしれませんが、生まれてきた時から耳で、ものを聞いているので、理解できているかできないかではなく、早い段階から親は自分の言動に注意する必要があります。
物心がついてきたから、言っている意味もわかってきてから、そろそろしっかりするでも、遅くはありませんが、生まれてきてから今日まで、あなたの言動は常に見られている意識を持ちましょう。

さいごに

子育ては、大変ではありますが、自分のことは自分でできるようになるため、一人前の人間に成長してほしくて、親子一緒にミニバスという環境に身をおいていると考えます。
今から、はじめて遅いことはありません。あなたが変われば、子どもも変わる!と信じて、常に前を向き、子どものお手本となるような親を目指しましょう。
あなたが、前向きでポジティブな大人になれば、緊張や不安もぶっ飛ばせます。ここは、子どもたちのためにひと肌脱いで、ポジティブ精神で、つねに子どもたちと接していきましょう!

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