大事なのは、なんの練習をするか?ではなく、どう取り組むか。

大事なのは、なんの練習をするか?ではなく、どう取り組むか。
2020年5月14日
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強豪校がやっている練習を取り入れれば、チームが強くなると考えている方にぜひ見てほしい記事です。

同じ練習をしても上手くなるとは限らない

ミニバスでも、強いチームと合同練習をして、子どものレベルを上げようとこころみた指導者もたくさんいると思いますが、その後どうなったでしょうか?僕も、全国大会出場した指導者に、やってる練習をマルマル教えてもらい取り組みましたが、成果が出ませんでした。
「お前の指導力のなさだろう!」と言われればその通りで、僕は同じ練習をしていれば、自チームの子も、うまくなるだろうとカンチガイしていたのです。教えてくれた指導者からも、「なんの練習をしているかじゃなくて、選手の取り組み方をよく見なさい」と言われて、ポイントは、取り組み方だったことに気づきました。

取り組む姿勢が一番大事

日本全国にミニバスのチームがたくさんあって、おそらくどのチームも同じ練習をやっていることは考えにくいです。この記事を読んでる方の中にも、毎年強豪と言われるチームの練習に参加したことがある、という方も多数いると思いますが、練習内容はもちろんですが、選手の話を聞く姿勢や取り組み方、真剣度、空気感の方が、印象的であったのではないでしょうか。
強いチームほど、対面シュートやボールミートなど「ひたすら基礎練習」をやっているという話を、聞いたことがあります。バスケをはじめたばかりの小学生に基礎を教えこむことは、よく考えると当たり前のことだと気づかされました。

ゆっくり、正しく、ていねいに

この三つは、とても大事です。これは、練習への取り組み方ですが、カラダにおぼえさせるためには、ゆっくり、正しく、ていねいにやる必要があります。間違ったやり方で、何百回、何千回とやっても効果がなく意味がないことを、毎年結果を出す指導者の方に教えてもらいました。

さいごに

練習を、いつも決まったメニューでやっているチームも多いでしょうが、この練習は、「なんのためにやるのか?」「どういうシーンで役に立つのか?」など子どもに理解を深めさせることで、取り組み方も大きく変わってきます。
バスケットは、カラダを動かしながら頭もフル回転させなければならないので、日ごろの練習の「取り組み方」を変えるだけで、子どもに結果を残してあげることのできそうです。
「この練習をなんでやらないといけないの?」と思わせるよりも、「この練習をやるのは、こうなるためだ」というイメージも持たせてあげると、一回いっかいの練習が、非常に濃いものになっていくでしょう。

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