「親」という漢字が、親の役割を教えてくれている。

「親」という漢字が、親の役割を教えてくれている。
2020年3月17日
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ミニバスでも、なんのスポーツでもそうですが、親はスポーツをする子どもと、どのように関わっていけば良いのでしょうか?今回は、すべての保護者の方が気になっていること記事にしてみました。
僕は指導者なので、親の気持ちはよくわかりませんが、漢字から見ると「親」という字は「木」の上に「立」って「見」ると書きます。このことから、「親」が子どもに対して、どのように関われば良いかを、わかりやすく解説します。

「木」の「上」に立つ高いところから

木の上に立つことは、木の下にいる子どもとの間に声が聞こえない印象を与えています。木の上からでは、子どもに声は聞こえないので、「何も言わない」という意味があるように感じます。
木の上から、子どもを見おろすのではなく、むしろ「木の上から、黙って立ってるだけでいいい」というふうにも受け取れます。子どもに「〜しなさい」とか、言う必要がないということでしょうが、あなたはどう考えますか?

「見」る

「見」がつく言葉に、「見守る」があります。見守るって、簡単なようで意外と難しいですよね。見てたら、ついつい口を出したくなっちゃいますし、口を出してしまうと見守っていることにはなりません。
親の字に「見」が入っているのは、我慢強く「見守る」という意味がこめられていると考えます。そう考えると、子どもを「見守る」ということができない保護者って、けっこういるなと感じることが多いです。

さいごに

日本語の文字には、一つひとつ何かしらの「意味」が含まれていると教わったことがあります。「親」という漢字は、なにか深い意味があって、このようなカタチになったと考えます。
わが子には、口を出したくなるし、助けてあげたくなっちゃうという保護者の気持ちもわかるのですが、それをやりすぎてしまっている家庭の子ほど、試合になった時にチカラを発揮できてないように感じることもよくあります。
それは、バスケの練習や試合のときだけではなく、家にいるときから、子どもよりも高いところから黙って見守るだけで良い、というメッセージなのかもしれません。
これから、子どもとどう接していったら良いかわからない保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。見守ることで、子どもに良い変化があるとうれしいですね。

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