強いチームの、試合日の昼ごはんのとり方。【参考】

強いチームの、試合日の昼ごはんのとり方。【参考】
2020年3月30日
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「試合に勝つためにカツ丼を食べよう!」そんな時代もありましたが、今では、試合前にカツ丼を食べるのをお勧めできないことは、言うまでもありません。では、何を食べさせると試合中に安定したプレーができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?今回は、試合日の昼ごはんについてお話していきます。

揚げ物、絶対にダメ!

唐揚げやポテトフライやコロッケなどの揚げ物や油物は、試合日には絶対に食べてはいけません。理由は、油を含む物は消化が悪く試合中に吐く危険性があるからです。いつも通り動くと、内臓がゆれて吐き気をモヨオします。
そして、何よりも脂質を多く含む食べ物はエネルギーになりづらいため、子どの動きが悪くなります。このような揚げ物は、試合後や練習のない日に、食べるようにしましょう。

大食いもダメ

食欲旺盛な時期の子どももいますが、食い過ぎは厳禁です。これは揚げ物を含んでいなくても、試合中に吐いたり、具合が悪くなることがあります。子どもが食べたいだけ食べさせている、と自覚のある保護者の方は注意しましょう。

腹8分くらいにしよう

目標は、お腹いっぱいが10としたら、7か8くらいのところまで食べることです。もしくは、保護者の方がそれくらいの量しか与えないようにしてください。
そして、エネルギーの出る炭水化物をしっかり摂るようにしてください。例えば、おにぎりやパンなどが理想的です。
消化が良くエネルギーになりやすい物でいえば、ウィダーインゼリーや、子どもに人気のガッツギアなども、流動食なので非常に良いと言えるでしょう。プリンやバナナなどもすぐにエネルギーに変わる食べ物なので、オススメです。

試合開始時間で調整しよう

組み合わせによって、自チームの試合が1試合目の9時からと、3試合目の11時からの2試合で組まれている場合は、お昼時を待たずに試合を迎えることになります。
朝は車の移動や集合などがあるので、8時くらいには会場に到着すると考えると、逆算すれば7時30分くらいに、朝食をとったことになります。このような時には、1試合目と3試合目の間に、上に書いた消化が良く、エネルギーになる食事を軽めに摂ると良いでしょう。
1試合目直後になるので、お腹が空いていない子や食欲のない子もいるかもしれませんが、エネルギーがないと身体は動きませんから、子どもたちの様子を見て食事をさせましょう。

さいごに

チームの実力はあるものの、自己管理ができずに、実力を出しきれないことほど悔しいことはありません。しかし、スポーツと食事に関しては、なかなかムズカしいことも事実です。
今回は強いチームと書かせてもらいましたが、強いチームほど食事も体調管理もしっかりしており、常に良いパフォーマンスを出せるものです。子どもが本来の力を発揮できるように、保護者のみなさんはサポートしていきましょう。

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