それでも、あなたは引越しますか?強豪中学校にある、いじめの実態。

それでも、あなたは引越しますか?強豪中学校にある、いじめの実態。
2020年4月26日
PR
自分の家の近くに、毎年結果を残す中学の顧問がいれば、引越しをしたり住所変更をしてでも行きたいと思うのが、バスケにかけている子どもや保護者にとっては、当たり前のことかもしれませんが、校区外の中学に行くことで、楽しいバスケライフがあると思ったら大間違いです。
試合に出る子も、出られない子も、転校すれば、高い確率でイジメが起きます。中学から集まるチームである以上、バスケ以外のところでも、頑張らないといけないことが多いです。現場で何がおきているのかも、解説します。

保護者内でのイジメがおきている

強豪中学校は、通えるハンイからと、大規模な引越しをしてまで、ひとつの中学校に集まります。こうなることで、三つのパターンの保護者が存在します。
・地元の保護者
・その中学校校区ではないが、近隣の校区で、ミニバスから顔見知りの保護者
・まったく初対面の保護者(県外など)
です。これを見てわかるように、ミニバスをしていた子が、中学に行ってもバスケをやろうとした時に、転入生がバンバン入って来て、試合に出れなくなってしまう「地元の保護者」は、住所変更や引越しをして転入してくる保護者を、当然キラうでしょう。
そして、何より住所変更や引越しをして、来た親は気合が入っているどころか、「わが子が一番!」と考えている保護者の割合が高いので、入学早々に、部内にイヤーな空気が流れます。

保護者のネタみ、ソネミ(嫉妬)

中学は、3学年までありますが、スーパー1年生が入って来ると、試合には出なくてもベンチに入ることで、それまで試合に出場していた2.3年生が、ユニフォームを取られて、試合に出られなくなります。
しかし、学年が上の保護者は、保護者としても1年先輩になるので、子どもがユニフォームをもらえなくなってしまった子の親は、新入の1年生の親に対して、ハブったりイヤがらせをする人もいます。保護者でハブられると言っても、何をされるの?と思う方もいるので、いくつか紹介します。
・引率の車に乗せてもらえない
・LINEのグループなどに、入れてもらえない
・試合会場についても、無視される
などです。ひどいですね。でも、実際に起きています。もちろん、保護者は子どもに「イジメられてること」を話すこともなく、ただ学年が上がるのを、ガマンする日々です。
逆に、転校して来たのに、卒業するまでの間、まったく試合にも出られない子の親は、イジメの対象にはなりづらいと思いますが、「なんで来たの?」的な嫌味を言われるので、どちらにしても転入組は、厳しい立場にいることは間違いありません。

例外がある

親は、わが子がバスケでのし上がるために転入させたと思いますが、子どもの圧倒的な実力と、保護者のいやがらせにも屈しない保護者もいます。ある意味、ふっきれていて、すごいですね。もちろん、イヤがらせみたいなものは、たくさんされたんじゃないかと思います。

さいごに

現場でおきていることは、以上です。今年度は、すでに転校済みという家庭が多いでしょうが、イジメ以外にも子ども同士のモメゴトで、裁判ざたになったり、内部はドロドロです。
夢と希望を抱いて転入するのもありですが、保護者も子どもも、そのカクゴがありますか?決して、華やかさだけが強豪チームの良いところではないことを、保護者の方にも知ってほしいですね。

今日はこんな記事も読まれています