明日から、できる。 強いチームのベンチマナー。

明日から、できる。 強いチームのベンチマナー。
2020年4月11日
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今回は、これまで僕が見てきた「強いチーム」のベンチマナーを5つ紹介していきます。

①シャツやタオルがたたんである

試合前、ユニフォームの上からTシャツを着ていると思いますが、出場する時に、ぬぎっぱなしにする選手がいますが、ベンチが散らかって見えてしまいます。タオルも一緒です。試合の時につかう、Tシャツやタオルは綺麗にたたむことで、心も整います。

②水筒が、倒れていない

水筒やペットボトルが倒れていると、これもベンチが散らかって見えますし、まちがってふんでしまうと、捻挫してしまいます。ドリンクをまとめて入れるケースを使ったり、必ず立てる習慣をつけましょう。

③イスがキレイに並んでいる

強いチームのベンチは、一直線にイスが並んであります。これは、だれがするというわけではなく、気づいた選手ひとり一人がやることで、ビシっと並んだキレイなベンチができあがります。ベンチの乱れを正すことで、心も整います。

④応援で、相手のミスに拍手しない

これは、対戦相手のチームがミスやファウルをした時に、喜んだり拍手をしないということです。マイボールになるので、良いじゃんって思うのもわかりますが、相手のミスに対して「拍手」や「ラッキー」なんてことを、言葉やカラダで表現するのは、3流チームのやることです。
バスケでは、自分のチームの選手が良いプレーをした時、頑張ってディフェンスをしてボールをうばった時に、初めて拍手できるものだと考えます。

⑤試合中の、時間を守る

試合の時は、開始前に約10分ほどアップの時間があり、開始3分前にブザーが鳴り、10分たったら試合開始です。ですが、この時間をなかなか守れないチームがあることも事実です。
バスケの試合は、4クォーターあり、タイムアウトもあるので、その時間をキチっと守っているチームほど、指導者もしっかりしてるし、子どもも時間に対する考え方のレベルが高いです。時間を守るチームは、審判にも良い印象をあたえるでしょう。

まとめると

僕も、指導者をはじめたてのころは、子どもに、服やタオルをたたませるのはムリで、バスケットだけやらせとけば良いと考えていましたが、今では、吸収の良い子どもだからこそ、大人が思っている以上に、なんでもできることを知りました。
実際に、ベンチのマナーを気をつけるようにしてから、チームは強くなっていきました。チームを運営する中で、保護者からは「子どもにそこまでやらせる必要がない」と言われたこともありますが、考えがあまいです。
保護者目線から話すと、自分の子どもが試合に出てシュートを決めてうれしい、一歩間違うと「おゆうぎ会」の人もいます。親がこのような考え方では、子どもはいつまでたっても、人間的にも、精神的にも成長しません。
子どもは、試合に勝ちたくて、そのためにキツイ練習を文句も言わずに頑張っています。子どもたちは、勝利したいのです。そのために、大人の指導者や保護者ができることはなんなのか、ベンチマナーも含めて、これからも考えていきたいですね。

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