2021年度、歴史のあるチームが次々と無くなっていく

2021年度、歴史のあるチームが次々と無くなっていく
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どこのチームにも在籍することができるようになってから数年たちましたが、少しずつミニバスのチーム数が減っているのは、このブログを読んでくれている皆さんも、薄々感じているのではないでしょうか。これからのミニバスのチームは、どうなっていくのか3つの予測を立てました。

①良い指導者のいるチームに選手が集まる

すでに始まっている地域もあると思いますが、指導力のある指導者がいるチームへの移籍が増えています。そのサイクルが毎年ループされることで、常勝チームが作られて、とんでもない距離から通う家庭や、他県から引っ越しをしてくる家庭も出てきました。

②指導力のない指導者のいるチームが廃部していく

題名にもあるように、歴史とは昔からあるチームのことを指し、同じ指導者が創部以来ずっと教えてるチームはごくまれですが、プロの選手を輩出した伝統のあるチームでも、あっさりと廃部になったりしています。寂しい気はしますが、時代にはさからえませんね。

また保護者兼指導者が増えたことで、保護者同士のもめごとも増えてたり、保護者としてコーチを始めた指導者も子どもと一緒に卒部していき、あとを引き継ぐコーチのいないチームが、チームごと無くなっています。

その後に指導者を託された保護者も、指導歴1年目になるので、そんな指導者の元に選手が集まるはずもなく、既存の選手も他チームへ移籍し、チームは崩壊していきます。

③地域の選手のみで伝統を守る

移籍がこれだけ増えても、長く続ける指導者の元に地域のバスケをしたい子たちが集まり、活動を続けてミニバスチームとしてチームの歴史や伝統を守り抜くチームです。

移籍した選手だけで集まったようなチームを複数見てきましたが、試合の集合や解散、学校行事の調整ができずに公式戦に参加できない選手が出てきたり、住む場所が違えばちょっとした価値観のズレや考え方も違ったりするので、保護者同士もギスギスしてたりチームとしては、まとまりにくい印象があります。

その点、地域の子どもで集まったチームは幼稚園や保育園が一緒だったり、保護者がミニバスの時間に仕事で送迎ができなくても、子ども自身の足で通うこともできます。学校行事(運動会や授業参観など)でも保護者同士会う機会も多いためコミニュケーションをたくさんとれるし、体育館で練習がない日は、グラウンドで一緒に自主練をするなど、ほほ笑ましい光景も多く見られます。

強さを求めると、移籍の多いバスケエリートを目指すチームには勝てないのかもしれませんが、それはそれでよし割り切り、チームとして独自の目標を立てるスタンスで活動するチームです。

さいごに

移籍選手で構成されたチームと、移籍されて廃部していくチームと、地域でできているチームの3つに分かれた時に、存続できるのは移籍選手で構成されたチームと地域でできたチームになるため、「指導力がない」や「チームに魅力がない」と思われるようなチームは、これからジョジョにですが姿を消していく可能性が高いと感じます。

そうなるとチームは減る一方であり、自ら「ミニバスのコーチになりたい」という大人が出てこない限りは、昭和や平成初期のようなチーム数やバスケ人口を増やすことは難しいのかなと考えました。まさにミニバス時代の変革期にみなさんはいます。

みなさんは、どんなチームで活動したいですか?ぜひコメントなどで聞かせてください。

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