緊急事態宣言中に、小学生とランニングしてみて、気が付いたこと

緊急事態宣言中に、小学生とランニングしてみて、気が付いたこと
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緊急事態宣言中、体育館も使えずに公園でバスケしたり、ランニングなどで体力が落ちないように工夫しているチームが多いでしょうが、今回は小学生と一緒にランニングして気がついたことや、その注意点をお話しします。

①カジュアルなスニーカーで参加

ランニングするときは、運動靴やランニングシューズがベストですが、クッション性も通気性もないソウルの硬いスニーカーを履いて参加する子が何人かいました。

履いてる子たちに走りにくくないか聞いたところ、そうでもないようでしたが、カジュアルシューズのデメリットは、クッションがないため、ひざを痛めることや転倒しやすいこと、ランニングシューズより重く走りにくいこと、通気性がなくむれやすいことがあげられます。小学生用であれば、ある程度安価で購入できるので、早めの買い換えをオススメします。

②ストレッチのあるジーパンで参加

「動きやすい服装で来てください」と案内すると、体育館でバスケをするわけではないし、これでいいかとストレッチ性のあるジーパンで参加する子がいました。その日は当然走っていませんでしたが、転倒した時に、ベルトのボタンが危ないことや、バスパンと違って足が上げにくくなるため、引っかかって転倒する可能性が上がってしまいます。「バスケをする格好で参加をお願いします」と案内しなければなりませんでした。

③くるぶしソックスで参加

くるぶしソックスだと足首周りが靴で擦れて炎症を起こす可能性があったり、さらに素材の薄い靴下であれば、やはりクッション性に欠ける(着地時の負担が、ダイレクトにひざや足裏にくる)ため、ランニング時はできるだけ足首以上のソックスと、できるだけ厚めのソックスを履いて参加するようにしましょう。

④ある程度、慣れてくると転倒しやすい

ランニングコースといえど、空き缶が落ちていたり、舗装されておらず足場が悪かったりといろんな障害物があります。また、僕たちと同じようにランニングしている人、ウォーキングしている人、通勤通学の帰り道の人、自転車とさまざまな人とすれ違います。

そして、日に日に走ることに慣れてくると緊張感がなくなっていき、デコボコしたところで転んだり、正面から来ているランナーにぶつかって転んだりということがありました。小学生だから、あるあるだよねって思う部分も多少はありますが、自転車とぶつかれば取り返しのつかない事故につながりますし、今後のチーム活動にも影響してしまいます。

ランニング中は必ず、一緒に大人が走ったり、自転車で付き添ったりが必要だと感じました。体力が落ちないために走っているのに、ケガをしてしまっては元も子もありません。

さいごに

1回目の緊急事態宣言が明けてから、子どもの骨折やケガが例年に比べて増えたことも考えると、今回の3回目も約40日間の期間、体育館が思うように利用できない状態だったため、練習明けのケガには十分注意したいところですが、まずは、6月20日までの間に、このようなチーム活動の中で、子どもたちがケガしたり事故にあわないように、気にかけてあげることが大事なことだと考えました。保護者のみなさんも、指導者のみなさんも、十分注意して子どもたちを見てあげてくださいね。

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