なんで?たった今言ったことを覚えていない男の子の対処法

なんで?たった今言ったことを覚えていない男の子の対処法
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ミニバスでは、コーチからバスケの指導と、保護者からは人間的な部分の指導や注意が子どもたちにされています。ミニバスは、6歳から12歳までの男の子、女の子と幅広く在籍しているチームもありますが、今回は「男の子」の「すぐ忘れる」の対処法と考え方を紹介します。

男の子の頭の中

男の子と、ひとくくりにしていますが、全員に当てはまるものではありませんが、特に低学年の多くは、基本的に物事をあまり深く考えないようにできていますし、その力がない子もいます。低学年が多いチームも、上級生が多くてもなかなかまとまらないチームは、指導者の言うことは聞いても、保護者の言うことは聞かないなど、人によって態度を変えてきます。
話を聞く態度として、「話している人の目を見て聞くこと」「わかったら返事すること」などがありますが、そっちの方に意識が行きすぎてしまい、話の内容がほとんど頭に入ってこずに、何度ダメだと言われても同じことをくり返します。

男の子の切りかえの早さがスゴイ

これは、女の子にも言えることかもしれませんが、バスケ好きな子ほど「切りかえ」が早いのかなと感じています。指導者や保護者のみなさんも、バスケは「切りかえが大事」とつねづね言ってると思いますが、それが頭のやわらかい子どもに、しっかり染みこんでいると考えることもできます。
オフェンスでミスをしても「切りかえよう!」と指導者は言いますし、試合に負けて泣いていても「次に気持ちを切りかえよう!」と言っています。バスケも含めてスポーツは、切りかえが大事と教わってきた子どもたちは、怒られたり注意されたあと、「切りかえよう」と思って頑張っているのかもしれません。

男の子の記憶力

男の子は、とても嬉しかったこと、とても悔しかったことなど、自分にとって大きな印象を残したことに関しては長く記憶をします。なので、こちらが覚えていないことでも、その子にとって「とても印象的だったこと」というのは、大人になっても忘れないということです。
そうなると、軽く褒める、軽く怒るは記憶に残りづらく、寝たらすぐに忘れてしまいます。

対処法

男の子は、注意した後に、早い子では、「一歩、歩くと忘れる」という神技を持っている子も多いので、こちら側が我慢強く、何度も伝え続ける必要があると考えています。叩いたり、おどしたりすることは好ましくないため、「痛みで覚えさせる」という家庭もあるかもしれませんが、頭をたたくともっと記憶力がなくなってしまうと思ってください。

さいごに

小学生でも、成長が早い子と遅い子がいるように、記憶力の良い子とそうでない子がいます。まだ、カラダも心も頭もできていない状態であることを、理解する必要があります。男の子は、一歩、歩くと忘れる。寝たら忘れる生き物であることを知っておくと、今後のためにも良いでしょう。

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