ミニバスを始めると、必ず必要になってくるのがバスケットボールです。早くボールを買いに行かなきゃと思っている方も、この記事を読んでから選んで欲しいと思います。
体育館用とグランド用で使いわける
体育館で使うボールは、天然皮革または合成皮革いわゆる「皮ボール」と言われるものを使うと良いでしょう。
外で皮ボールを使うと表面がカサカサになり、本来のバスケットボールとして機能しません。外で使うボールはゴムボールがおすすめです。
ゴムは水にも強いですし、釘が刺さったりしない限りは半永久的に使えます。泥や土がついても、水で洗い流せばOKです。
サイズは5号球
ミニバスの公式戦は5号球で行われます。また、試合は体育館で行われるので皮ボールを買っておくと間違いないです。
同じボールも持っている子もたくさんいるので、ボールにローマ字で下の名前や、イニシャルを入れておくと、他の子のボールと間違えることもないし、試合会場に忘れても必ず見つかるので安心です。
油性マジックで書くとなかなか消えないので、おすすめです。
8面と12面
バスケットボールには、8面と12面のボールがあります。特にどちらが良いということはありませんが、ミニバスの場合は、8面が試合球になることが多いです。
2019年度の全国大会は、8面のボールで行われています。12面のボールは、Bリーグで使われていますが、練習用でいえばどちらでも良いと考えます。
12面はボールのスピン(回転)がかかっているか、いないかがよくわかるので、その点に関しては優れていると言っていいでしょう。
入れる空気の量
入れすぎてボールがパンパンになってもダメですし、入ってなさすぎてもボールが跳ねないので使えません。
なので、その中間で空気を入れます。目安は、180cmの高さからボールを落とした時に、120cmから140cmの間まで跳ねるボールが望ましいです。
ルールブックにも記載してあります。
※ミニバスケットボール、競技規則から引用
ボールメーカーの紹介
◆日本の王道はmolten(モルテン)
日本のバスケットボールを長く牽引してきたモルテン。今も健在です。日本では、シェア率No. 1でしょう。
◆個性豊かなTACHIKARA(タチカラ)
艶もあり、カラフルなボールは触れているだけでテンションが上がります。ボールはストリートやパフォーマンス向きのものが多く、練習でも使えますが、テカテカしているボールは汗をかくとすべるかも。
◆NBAはSPALDING(スポルディング)
バスケットボール界最高峰のNBAでは、スポルディングが使われています。スポルディングのボールは、少しだけ皮が柔らかい印象です。将来、NBA選手になることを目標にする子はスポルディングで決まり。
◆NIKE
ボールはありますが、日本でのシェアは意外と低めです。
僕がバスケをしていた時は、ゴムボールで試合をしていましたが、時代も変わり、皮ボールになりました。
20年くらい前までは、皮ボールは高価でなかなか手に入れられませんでしたが、今では金額も安くなりました。
ミニバスが終わってしまえば、5号球を使うことはありませんが、かなり丈夫に作られているので、きっちり手入れ(ボール磨き、空気圧チェック)をしていけば1個あれば十分でしょう。ぜひ参考にしてくださいね。