子どもに、チームワークを教えたいなら、まずは大人が手本を見せよう。

子どもに、チームワークを教えたいなら、まずは大人が手本を見せよう。
2020年3月12日
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「自分の子どもが所属するチームは、チームワークが足りない」と思っている方に、ぜひ読んでほしいです。
バスケットは、チームワークの大切さを教えることのできるスポーツですが、大人ができていないのに、子どもに教えることってできませんよね?
今回は、ついつい大人がやってしまっているチームワークを乱す3つのことと、チームワークを高める2つのことを紹介していきます。

【チームワークを乱すこと3つ】

①大人でグループを作らない

部員が多いチームによくある話かもしれませんが、大人でグループをわけてしまうことです。わかれかたとしては、「上級生グループ・下級生グループ」「子どもが試合に出るグループ・出ないグループ」「男子保護者・女子保護者」です。
無意識でわかれていませんか?「上級生グループ・下級生グループ」では、上級生の方が長くチームいる関係でわかれることもあるかもしれませんが、長くいる親ほど、あとから入った保護者に親切にしてあげると良い関係になりそうです。あとから入った親は、あなたと話したいけど、遠慮しているだけです。
「子どもが試合に出るグループ・出ないグループ」は、一番わかれてはいけないパターンです。チームの中心で活躍してる子どもの親こそ、謙虚でないといけません。
最後は「男子保護者・女子保護者」です。たとえ別々に、行動していたとしても、同じ学校だったり、子ども同士は仲が良いかもしれませんし、同じバスケをやっている仲間です。親が別れると、子どもに気をつかわせてしまいます。

②自分の子どものことだけを考えない

ある親が試合終了後に、自分の子どもを誰よりも褒めるのはNGです。それは、家に帰ってからしてあげてください。
一番いいのは、全員を褒めること。「みんな、よく頑張ったね!」と言ってあげてください。誰か一人のおかげで勝てる試合なんてありません。

③試合中、みんなでビデオを撮らない

最近、保護者席でビデオを撮っている親がいて、その隣でもビデオを撮っていて、またその隣でもビデオを撮っているのを、よく見かけます。これは、保護者のチームワークがなっていませんね。
チームワークの良いチームは、一人がビデオを撮って、他の親は応援をして、撮ったビデオはあとでYouTubeDVDなどにうつして、回しています。これが、大人のチームワークです。

【チームワークを高める】

①自分の子ども以外と会話する

わが子が一番かわいいのはわかります。しかし、わが子のチームメイトである子どもたちとも積極的に会話しましょう。
口べたな子もいますが、ときにはお母さんに言えないことを他の親に教えてくれて、それをあとで、こっそりその子のお母さんに教えてあげることができたり、情報の量や連絡も早くなります。
チームメイトは、わが子の仲の良い友達です。わが子と同じように優しく接しましょう。

②チームメイトの子どもをほめる

わが子以外の子どもの良いところを見つけてあげましょう。バスケットはチームで戦っています。自分の親以外の人から褒められて、イヤな気持ちになる子どもはいないでしょう。わが子は、家に帰ってたくさん褒めてあげてください。

さいごに

バスケはチームワークなしでは、絶対に勝利できませんし、戦えません。みなさんが、子どもにバスケを習わせたキッカケの一つに「チームワークを教えたい」という理由で入部させた方もいるのではないでしょうか?
チームワークを教えるには、大人が見本をみせましょう。そうすれば、子どもたちのチームワークも自然とよくなり、気づいたときには、きっとチームワークでもバスケットでも、どこにも負けない強いチームになっているでしょう。

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