当たったから「ファウル!」はもう古い。ファウルになる3つの原則。

当たったから「ファウル!」はもう古い。ファウルになる3つの原則。
2020年3月11日
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今回は、ファウルについて最前線の情報をお話します。
「今のプレー、ファウルでしょう?」と試合中に感じることって、たくさんありますよね。あなたが、ファウルだと思っても、審判は笛をならさないのはなぜでしょう?
今から、僕が書き出すことに「すべて」当てはまったらファウルです。さっそく、ファウルになる3つの原則を見ていきましょう。

①相手とのふれあいがあること

ふれあいというのは、文字の通りオフェンスとディフェンスが接触することです。少しだけ当たったり、カスってもふれあいになります。
最近では、「ハンドチェッキング」という、ディフェンスの時に、相手に触れつづけるのはダメですよ。というファウルも入ってきました。

②プレーに影響があること

ふれあいがあったことで、オフェンスにしてもディフェンスにしても、やりたかったことができなかったら、影響がありますよね。
例えば、押してもビクともしない選手がいるといます。その選手がレイアップシュートに行きました。ディフェンスがちょっとだけ、その選手を押したとします。ただ、ビクともせずシュートを決めました。
というプレーがあったとき、「押された選手に影響がなかった」と審判が判断した場合、ファウルにはなりません。

③どちらかに責任があること

これは、オフェンスにもディフェンスにも言えることで、ふれあいがあって、プレーに影響があった場合、かならず、先に仕掛けた選手がいます。
オフェンスの選手がレイアップに行きました。ディフェンスの選手がブロックしに行きました。ボールではなく、手をたたいてしまいました。オフェンスの選手は、ボールをコントロールできずに、バランスをくずしてしまいました。このプレーは、ふれあいがあり、影響もある。
オフェンスはレイアップしたかったけど、手をたたかれてできなかった。できなかったのは、ディフェンスが手をたたいたから、ディフェンスの責任ということになります。これではじめて、ディフェンスのファウルが成立します。

おさらい

これがファウルの3原則です。

①相手とのふれあいがあること

②プレーに影響があること

③どちらかに責任があること

接触、影響、責任とセットにするとおぼえやすいです。これから審判する方も、試合を応援する保護者の方も、ぜひ参考にしてください。

さいごに

ミニバスは、小学1年生から小学6年生までが一緒に楽しめるスポーツです。また小学生は、成長期でもあるので体格差も、かなりあったりします。そういった理由から、ミニバスの審判はとてもムズカシイと感じます。
審判なしでは試合もできませんし、ただできない審判に試合を吹かれても困ります。大事なのは、子どもに「何が正解で何がまちがっているのか」を教えてあげることです。
試合を観戦して、子どもと一緒に成長する大人のみなさんも、バスケの知識をどんどん入れて、子どもの成長の手助けをしてあげてください。
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