ミニバス指導者は、子どもの人生を背負っている意識を持つべき。

ミニバス指導者は、子どもの人生を背負っている意識を持つべき。
2020年3月10日
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日本には、たくさんのミニバスの指導者がいますが、みなさんはどんな思いで指導をしていますか?
僕は先輩たちから「子どもの人生を預ってるんだぞ!」と教えてもらいました。
ボランティアとか関係ない、指導者を引き受けた以上、大きな責任があるということです。
今回は、これから指導者になる人や、現在、指導者としてミニバスを教えている方に知ってもらいたい「心がまえ」についてお話していきます。

ミニバスの指導者、学校の先生、子どもにとっては同じカンカク

小学生にとって、ミニバスの指導者も学校の先生も「教えてくれる」という存在では一緒。なので、大人の事情である「お金をもらっているとかいないのか」なんて、子どもたちにとっては、1ミリも関係ないのです。
ミニバスの指導者は、いろんなカタチがありますが、子どもたちにとって、あなたは「バスケの先生」になるわけなので、「指導が仕事」ではなくても、自分のやる気やモチベーションに、一切私情をはさんではいけません。

あなたの一言で、子どもは良くもなるし悪くもなる。

あなたが発する言葉の一言が、プレーヤーである子どもを、良くすることも悪くもすることもできるということです。自分が教える子どもを悪くしようなんて思っている指導者はいませんが、あまり考えずに言った言葉を、子どもは意外とおぼえています。
まちがった声のかけ方をしてしまったときに、指導者はそんなつもりがなくても、子どもが傷ついてしまうなんてことは、よくある話です。それだけ指導者は、発言にもジュウブン注意をする必要があります。

子どもの心はガラスと一緒。ヒビが入ったら新品に戻らない。

ヒビが入ったガラスは、新品に取りかえないと、元に戻らないのと一緒で、子どもの心にガラスのようなヒビを入れてしまうと、一生修復できません。
心についてしまったヒビは、何年たっても何十年たっても治らずに、頭で思い出してしまうものです。子どもの心は、とてもデリケートなんです。

軽い気持ちでやっていないか

知り合いに頼まれたから、ミニバスの指導者を引き受けたけど、試合に来てくれるだけでいいって言うから、練習は行かなくていいか。なんて思ってコーチを引き受けていないですよね?
指導者である以上、たとえ練習に1分しか顔を出せなかったとしても、子どもたちに尽くすように努力しましょう。どんなことがあっても、子どもたちがあなたを「コーチ」と呼んでくれるのであれば、本気で子どもたちと接してあげてください。

覚悟が必要

ミニバスの指導者なんて、生半可な気持ちではできないと考えます。小学生のとても大事な時期に、中途半端な指導を受けたいと思ってる人はだれもいません。
大事な大事な小学生の時間です。そこで、あなたが指導するなら、それなりの覚悟が必要です。中途半端になりそうなのであれば、引き受けないか、今すぐにやめるべきでしょう。

さいごに

僕は、最初に指導者をはじめたときは、とても軽い気持ちでした。なんの覚悟もなく、子どもと接していました。なので、その時の子どもたちには、本当に申し訳ない指導をしてしまったと反省しています。
その後の子どもの成長にも、バスケットライフにも大きな影響を与える指導。子どもの大事な人生を背負ってる意識で、これからも指導をしていきたいですね。

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