ミニバスの移籍は、最高で一回までにした方が良いと考えました。

ミニバスの移籍は、最高で一回までにした方が良いと考えました。
2020年4月16日
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ミニバスでは2019年度から、通える範囲であれば、どのチームに所属しても良いことになりました。それをキッカケに、昨年度は、1〜2割くらいの子どもが(地域によっては5割ほど)移籍していると感じています。
それを見てきた僕が、「移籍は一回までにしておいた方が良いだろう」との考えに行きつきました。その理由を3つと、移籍をせずにすむアドバイスを紹介します。

①移籍ができる条件を確認しましょう

移籍=好きなチームに行けると考えてる方もいるでしょうが、移籍できる条件は、たったの二つです。一つ目は「転居(引越し)」二つ目は「人間関係のトラブル」です。
「強いチームで、バスケをさせたいから」などの強化目的の理由では、移籍は認められません。

②1回目の移籍で、失敗している子もいる

もともと所属していたチームで保護者が、指導者と、トラブルをおこして、2019年度に違うチームに移籍をしたが、またそこで、親が指導者とトラブルをおこすケースが、おきてます。
最初にトラブルをおこしたチームで、保護者が指導者と話し合いをして、移籍するぶんには、かまわないのですが、隣の芝生は青く見えたとか、来年強いチームだからという理由で移籍して、失敗したケースをいくつか見ています。

③何度も移籍=トラブルの多い保護者かもと思われる可能性大

移籍というのは、もともとどこかのチームに所属していたわけですから、もとのチームをAとした時に、Bに行くことになります。当然、通える範囲で移籍しているので、あの子はもとは「A」にいた子、と認識されます。
そこで、1年所属した後にまた移籍となると「B」から「C」に行くことになるので、たいていの指導者や保護者からは、「トラブルの多い家庭なのかな?」と思われてしまいます。
JBAの移籍の規約には、「移籍してくる子を拒否することができない」とはありますが、仮に入部することができても、良い印象は持たれないことでしょう。

◆移籍を減らすためのアドバイス

移籍を減らすためには「最初に入るチームを間違えない」ことが、一番重要です。そのためには、約1ヶ月の間に、いろんなチームの練習の体験や見学、できれば試合もみに行ってください。指導者やチームにはそれぞれ色があるので、子どもも大人もよく観察して、自分にあうチームに入部するようにしてください。

さいごに

指導者の立場からすると、移籍をくり返している子やその家庭は、「なにか問題があるのではないか?」と、どうしても思ってしまうのも事実です。
ミニバスは、どうしてもチームで動くことになるので指導者の他に、保護者も移籍して来る家庭に対して、かまえてしまう可能性があります。
移籍するなと言っているわけではありません。ただ、移籍できる条件が「引越し」と「トラブル」である以上、トラブルで2回目の移籍となると、快く引き受けてくれるチームは、ほぼないと考えます。子どもも大人も楽しいミニバスライフが送れることを願っています。
【U12 カテゴリーの登録および移籍の考え方について】

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