ウソのようで本当にいる。ミニバスの指導者の話。

ウソのようで本当にいる。ミニバスの指導者の話。
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今回は、僕がこれまで数十年以上指導してきて見たことのある、本当に実在するミニバスの指導者を紹介していきます。

①ハーフタイムに酒を飲む

ウソだ!と思った方、本当です。その指導者は、どれだけ負けていても自チームの点数が入るとガッツポーズをしたり、激しく盛り上がっていました。正直、何か様子がおかしいことも感じながら、そのチームの保護者に、「コーチの選手を後押しする力がすごいですね!」と話をすると、「実は、コーチは酔っ払っているんです」と驚きの返事がありました。詳しく聞いてみると、ハーフタイムや試合間にウィスキーを飲んでるとのことでした。

コーチ本人に確認すると「アル中なんです」と言われて、納得しました。二日酔いで朝から試合に来る指導者も多いですが、まさか試合当日にお酒を飲んでいるなんて夢にも思いませんでしたし、顔にも出ない方だったのでなかなか気づかないものなんだなと思いました。

②自分の足元にクーラーボックス

遠征に行った際に、ベンチに座る自分の足元にクーラーボックスがあり、それを足置きとして使っている猛者がいました。初めて見た時は、目を疑いましたが、チーム関係者に足などが悪いのか確認したところ、毎試合クーラーボックスを足置き場にして指導をしているらしく、審判はだれも注意しないものなのかと驚きました。

③背中にゴッツイ入れ墨

何人かいらっしゃいます。しっかり足を洗ったなら全く問題ないと考えています。しかしながら、審判着などの着替えを行う際に保護者や、子どもたちに見られないための配慮が欠けている方もいるので、そういったところは改善するべきだし、指導者という立場である以上は、最善の注意を払うべきでしょう。

④無職

もちろん、大学生でコーチをしている方は学生コーチですが、大学を卒業してアルバイトもせずに指導を続けるコーチもいます。家が金持ちと言われれば、「親がそれで良ければ」で話は終わりますが、いつまでその生活を続けるつもりなのでしょうか。そのチームの保護者も、チームを辞められると子どもたちがバスケができなくなることを心配して、一切就職のことに触れない、なんてこともあります。

正社員になることや、就職しろと言っているわけではなく、自分のこともろくにできていない指導者が、子どもの指導なんてできるはずがないと考えますが、みなさんはどう考えますか。僕も、転職活動をしていた時に、当時の保護者から17時ピッタリに終わるアルバイトのチラシを持ってこられて、勧められるというビックリな経験があります。

今では株やFXなどの投資から、YouTubeや何かしらの配信などで生活していける時代なので、それであれば問題ないのでしょうが、意外とあるあるな話ではないでしょうか。

さいごに

長く指導をしていれば、いろんな指導者に出会います。もしかしたら、僕が知らないだけで他にも、実は試合中にお酒を飲んでる人もいるだろうし、本当に知らないことはたくさんです。指導者という立場である以上は、子どもの見本になるような人であって欲しいし、そうでなければならないと僕は考えます。

過去にしてしまった過ちや、子どもに言えないことがある場合は、しっかりケジメをつけること、説明すること、人一倍配慮することを忘れずに指導にのぞんでほしいです。みなさんのまわりにはどんな指導者がいますか?

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