おどろき。本当にあった、保護者のビックリするような話

おどろき。本当にあった、保護者のビックリするような話
2020年5月31日
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20年近く指導をしていたら、数年にひとりくらいは、チームをざわつかせる保護者があらわれます。「自分のチームには毎年でいます!」との声も聞こえてきますが、ミニバス保護者の情報ネットワークの広さには、いつもおどろかされます。今回は、おどろきの保護者の行動を一つ紹介します。

ワンボックスから軽自動車に乗りかえる

「家庭の事情で普通にある」と思った方は、最後まできいて欲しいです。買いかえた理由を聞いた保護者がおり、理由が「引率(いんそつ)や車出しを、これ以上したくないから」ということでした。
たしかに、地方や交通網が発達していない県では、移動手段として車は必須です。毎週、土日に車出しで大変なのも十分理解していますし、チームとしてはワンボックスを持っている家庭が車出しをしてくれるほどありがたいことはありません。お礼として、車代も集めているはずです。

乗りかえるの勝手だが、理由を言うな

車を買いかえることは、何も問題ないです。車検や自動車税も考えると軽自動車の方が、金額をおさえることができます。「維持費が大変なので、買いかえた」と言えばいいのに、「引率したくないから軽自動車にかえた」と、仲の良い保護者に言ってしまい、その仲の良い保護者もまた仲の良い保護者に言って、まわりまわって全体に伝わってしまいました。
ある意味正直なんですけど、みんながやりたくないことを進んでやってくれていたことには、感謝していますし、頼りすぎて疲れたと言っても、誰かがやらないといけないことなので、いつも乗せてもらっている保護者が当たり前のようにしてたら、そうなることもあるのかな?と思いましたが。

さすがに、みんな引いていた

「体調不良」「不公平」などの理由や言い分があれば、だれも文句もないし、むしろ気づかなくて「すみませんでした」なのですが、「引率したくない」はアウトです。気持ちはわかるのですが、あなたの子どもは試合に出るし、小学生と試合に行く以上、何がおこるかわからないので、部員数にもよりますが、引率は必ずいります。子どもの試合と試合の間の面倒を見るのは保護者です。

それ以降、試合の時間だけ観に来ていた

こうなったら、保護者のみなさんは少し怒りますよね。自チームの試合があるときに来て、見終わったら帰るという行動を、軽自動車にしてから続けていたそうです。これは、保護者のみなさんも、開いた口がふさがらなかったようです。

さいごに

ミニバスは、子ども、保護者、指導者のバランスがとても大事で、キレイな三角形になって、それがつながらないと一つの【チーム】になれないと考えます。今回話したように、一人でも協力的でない保護者が出てくると、保護者のチームワークが乱れて、子どもにまで派生します。
僕は、いろんな考え方があっていいと考えますが、言った方がいいこと、言わなくてもいいことを保護者は判断して、行動してほしいと思っています。こうなる前に、なにかこの保護者に対してチームでできることもあったのかな?と考えますが、真相は闇の中です。

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