知っておきたい、試合終了残り2分からのファウルについて

知っておきたい、試合終了残り2分からのファウルについて
2020年2月8日
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試合終了の残り2分、接戦であるほど選手同士の気持ちと気持ちのぶつかり合いになり、激しい試合になります。
そんな経験をしたことがある方も、たくさんいるのではないでしょうか。
今回は、必ず知っておきたい、残り2分からの気をつけたいファウルを2つ紹介します。

①アンスポーツマンライクファウル(アンスポ)

4クオーター残り2分を切ってからの、オフボールの選手に対するファウルは、アンスポーツマンライクファウル(アンスポ)になります。
昨年くらいからルールになっているのですが、知らない指導者や保護者の方が多いです。オフボールの選手というのは、ボールを持っていない選手のことです。
よくある事例としては、負けてるチームが追いつくためにオールコートマンツーマンをして、オフェンスにボールを持たせないためにがんばってディフェンスした結果、相手を押してしまったり、引っかけてしまったりして、ファウルになることです。
試合の終わる直前だからこそ、激しい接触になりキケンなことや、ここ最近禁止になった「ファウルゲーム」をさせないというねらいがあると考えます。アンスポをとられたあとは、相手にフリースローが2本が与えられて、ファウルされた側チームボールから始まります。

②テクニカルファウル

サイドやエンドライン上から手やカラダの一部がはみ出すとテクニカルファウル
これも試合が接戦で、選手がプレッシャーをあたえるためボール出しの選手に、上半身の部分(特に手)がライン上をこえることです。ディフェンスは、ラインをこえて手を出してはいけませんよね?しかし、なんとかプレッシャーをかけようという強い思いから、おきてしまうファウルの一つです。
このルールは、事前に審判が、ラインにそって手を伸ばし「ここから手を出さないように」という合図を出します。それでも手が出てしまった場合に、テクニカルファウルとなります。
テクニカルファウルのあとは、フリースロー1本で、テクニカルファウルが起こる前からのスタートになりますので、この場合だと、同じシチュエーションからのスタートになります。
近年では、ファウルゲーム(ファウルをしてフリースローを打たせて、外れるのにかける試合)がなくなったように、より平等になるようにバスケのルールがきびしくなっている印象を受けますね。
そもそも、今となってはファウルゲームという言葉さえなつかしいです。今さらですが、ファウルゲームは、試合の時間が長くなることや、ファウルされる選手がケガをすることもあるため、なくなってよかったです。
少し話がズレましたが、審判はより平等なジャッジができるように日々ルールの勉強と、指導者はルールを知って選手にさせないことを教えていきましょう。
ネットで見れる。バスケットボール競技規則です。ぜひ参考にしてください。

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