チームを強くしたければ、ココを育てる。

チームを強くしたければ、ココを育てる。
2020年2月16日
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指導者であれば、誰でもチームも強くしたい、たくさん勝たせてあげたいと考えますよね。
今回は、チームを強くするための一番の近道を紹介したいと思います。

チームを強くしたければ、まず「保護者から育てる」こと

チームを全国へ連れていく、そのために毎日練習をして、子ども達にも熱く厳しく指導をし、部員全員に指導が行き届くようにアシスタントコーチを配置、充実した環境作りをする。
これって、ものすごい労力と優秀な指導者、人件費が必要になってきますよね?正直、ここまでの環境を作っても、肝心の保護者がついて来れなければ、途中で挫折してしまいます。
現に、僕の知ってるチームで指導者は子ども達のために、毎週のように大きなカップ戦に参加しているのですが、保護者に温度差があり、親がまとまってないケースがあります。
毎週の土日は試合、ここまでやる必要があるのか?子どもは疲れないのか?私の体もそろそろ限界だ。
なんて思っている保護者もいて、そんな保護者のことを考えずに指導者が突っ走ってしまうと、保護者のストレスが爆発し、いずれチームが崩壊してしまう。なんてケースもあったりします。
チームを強くするためには、練習や試合が必要になってきますし、ミニバスの場合は、保護者の協力が必要不可欠なのです。
そもそも、保護者がいないと子どもはバスケができないわけですから、腹をくくってどこまでも子どものやりたい事について来てくれる保護者と、子どもがやりたいと言ったことで応援しているが、ここまで大変だなんて思っていなかったという保護者で別れてしまうと、保護者のチームワークも悪くなり派閥などができてしまうケースもあります。最悪、指導者が辞めてしまうケースもありました。

話をまとめると

保護者の教育をすれば、上に書いたことは高い割合で解決します。
保護者の理解あってのミニバスです。
保護者と、どのような距離感で指導するのかは、指導者の自由ですが、指導のやり方を理解してもらうための努力は、必要になってきます。
なぜ、こんなに練習しなくちゃいけないのか、ここまでして毎週試合をする理由はなんなのか、説明をすることが非常に大事になってきます。理解してもらえない人には、理解してもらうまで説明する必要があります。
黙って指導者について来いのスタイルはもう古いのです。
なので、ここでいう保護者の教育というのは「チームがまとまるために、陰口や文句を他の保護者や家庭で言わせない」ということです。
そして保護者が我が子に「コーチは、あなた達のために頑張っている。だから、あなたもバスケ頑張りなさい」と言えるようにしなければならないということです。
これが、なかなか根気のいる作業で大変難しいのですが、ここができるようになると、子どもは自然と伸びていき、チームも強くなっていきます。
ミニバスでは、子どもにバスケを教えることがメインになりますが、親を上手に巻き込み、最大限のサポートをしてもらえるように働きかける必要があります。
親の教育なくして、強いチームは作れないことを指導者は理解しておくと良いでしょう。

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