高校バスケの指導者のレベルの低さに唖然

高校バスケの指導者のレベルの低さに唖然
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ここ最近、ミニバス、中学、高校とカテゴリーを問わずに試合を観戦するようになりましたが、今回は高校の指導者(顧問)、特に地区予選で敗退する指導者を見て、「これはヒドい」と思ったことを、3つお話します。

①暴言を連発する

ミニバスで改善されつつある暴言や体罰は、高校バスケでは、今もなお根強く残っているように感じました。都道府県や地域によって差もあるかと思いますが、高校バスケの場合は、指導力が無くても「顧問」という形で長く高校バスケ界に君臨している人もいるみたいですし、他チームの先生とは、顧問として高校バスケに関わっていたのが、先なのか後なのかで、あからさまな縦社会ができあがっているように見えました。

また無観客試合ということもあり、行き過ぎだ暴言も目立ちました。僕が審判だったら、確実にベンチテクニカルを取って、退場させています。

②審判に文句を言う

高校の試合は、ある程度勝ち上がればB級C級の審判が試合を担当することが多いですが、そんなミニバスではありがたいレベルの審判に対してでも「こんな審判では、絶対に勝てない。お前たち(審判員)は、負けたら責任を取れよ!」的な発言をしていました。

僕もその試合を観戦していましたが、どちらかに寄っていると思わなかったし、審判に文句を言っている時点でテクニカルファウルだろうと思いましたが、なぜか取り上げていませんでした。そこには、顧問歴が長い先生だからとかいろんな事情があるのかと感じましたが、観ていてとても不快でした。

③テクニカルファウルを吹かれても止まらない暴言

このようにレベルの低い高校の指導者が集まると、当然ベンチテクニカルを吹かれる指導者もいますが、その処置をした後もめげずに審判に文句を言っている指導者がいました。まるで「もう一回ベンチテクニカル取れるものなら取ってみろ」的な印象でした。

今の時期の高校の試合は、ウィンターカップ予選で3年生の引退をかけた試合ということもあって、審判は2回目は鳴らしていませんでしたが、「自分が正しい。審判が下手。選手は言うことを聞かない。負けてるのは選手や審判のせい」という考えが、思いっきり態度に出ており、試合終了後もなんだかイヤな気分になってしまいました。

さいごに

今回は、予選で負けていく高校の指導者はレベルが低い人が多いというお話をしましたが、みんながみんなそうでないことはわかっています。また高校の部活の顧問というのは、23歳で顧問になった場合、長くて約40年近く顧問をすることになるので、長い経験はあるんだろうと思いましたが、学校の先生というのは、特に部活の指導については、注意してくれる人間もおらず、ある意味かわいそうだと思ってしまいました。

やはり、スポーツを指導する人は自分のチームに所属する選手や、担当してくれる審判や、対戦してくれるチームの指導者と選手に敬意を表することができる人ではないといけないと感じましたし、時代にあわせて変化できて、なおかつ人格者ではないと、無理なんだろうなと改めて実感しました。

そう考えると、ミニバスでは対象が小学生であることや、保護者や他チームの指導者の人も見ているので、暴言や体罰などベンチでのインティグリティの部分では、だいぶ良くなっていると感じました。

ミニバスで大切に育てた子どもたちは、中学、高校とバスケを続ける子も多いので、バスケや大人が嫌いにならないような指導をしてほしいと思いました。

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