男の子と女の子、教え方違う。

男の子と女の子、教え方違う。
2020年2月25日
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ミニバスに携わっている方であれば、知ってる人もいるかもしれませんが、男子と女子でバスケの教え方が違います。
正確にいうと、同じ教え方では通用しないことがあるということです。では、なぜ教え方が同じではダメなのか説明していきます。

脳の作りが違う

男子と女子で脳の作りが違います。男子の特徴としては、長い練習をモクモクとやれない、集中力が低い、すぐに飽きるという傾向にあります。逆に女子は、同じ練習をモクモクと飽きずに、長時間やることができます。なので、同じ練習をしていても、男子にあう練習と女子にあう練習でわかれるのです。

男子にあう練習

ゲーム感覚で楽しめる練習、競争、対戦は大好きです。あと、指導者の方に覚えておいて欲しいことは、男子は教えたことの9割はやってくれない、ということです。ここは指導者の腕の見せどころですが、男子は教えたことをやってくれないと、なげいてる指導者が多くいることは事実です。

女子にあう練習

対面シュートや、ドリル系は得意です。男子だと5分で飽きてしまう練習も1時間以上やれちゃいます。動きが決まっていまるもの、目的がハッキリしている練習を好みます。臨機応変に弱いので、教えてできるようになるまでに時間がかかることもありますが、根気強いので、少しずつできるようになっていきます。

男子に向かない練習

長時間のシュート練習は、向きません。途中で遊び始める子が出てきたり、ケンカが始まったります。

女子に向かない練習

誰か一人仲間外れになるような練習です。協調性を大事にする女子は、仲間外れに敏感です。同じ回数、平等に回ってくる練習であれば、女子内でモメたり、保護者同士の仲が悪くなることはないでしょう。

さいごに

練習はバスケができるようになり、試合に勝つためにやるものですが、男子は実力がついていけば、自信もつき、自然と上手くなっていきます。女子は指導者がキチッと、足の運びやボールのあつかい方を細かく指導しておかないと、結果が出ないということを、理解しておかなくてはなりません。
もちろん、すべての男子、女子に当てはまるものではなく個人差もあるので、参考程度にしてもらえると良いです。女子の中にも男子に近い脳の子もいますし、男子にも同じことが言えます。
指導者には、男子のみ指導、女子のみ指導、男女一緒に指導する人の3パターンあると考えています。
指導者としてやるべきは、練習はキツくても結果の出る練習をさせること。バスケは楽しい!と子ども達に思ってもらえることが一番大事だと考えています。

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