良い選手と言われるためのマインド

良い選手と言われるためのマインド
2020年2月24日
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保護者から見た「良い選手」と指導者から見た「良い選手」とは、少なからず一致しない点があります。
指導者が考える良い選手とは、どのような選手なのか。
特にミニバスでいう良い選手の特徴をいくつかあげていきたいと思います。
 

マジでバスケが好き

当たり前ですが、バスケが好きということ。みんな好きだからやってるのでは?との声も聞こえてきますが、バスケが大好きというのが身体や表情、プレーの全てから滲み出ている選手です。
きっと、練習のない日は自主練を、家ではバスケットボールで遊んでるんだろうなと想像できます。
バスケットというスポーツを心から愛している選手は、輝いて見えますね。
 

誠実である

これは、バスケをする上で関わるすべての人に誠実な子どもです。
対戦相手の選手、コーチ、保護者、審判、オフィシャルに対して清々しい選手です。
バスケは、ファウルの際に激しいコンタクト(ぶつかり)もあったりしますが、その現象が起きた時に、「大丈夫ですか?」とまずはじめに相手選手のことを一番考えることのできる選手、審判が誤審をしても「は?」とか態度に出さずに素直に受け止めることのできる選手、チームメイトにも命令やストレスをぶつけることをせず、グッと我慢して試合に集中できる選手、とても素敵です。
 

気持ちの良い挨拶ができる

ミニバスの試合は、朝から始まることが多いですが、目の覚めるような気持ちの良い挨拶ができる子どもがまれにいますが、それだけで良い選手だと判断できます。
プレーは見ていなくとも、良いプレーもできるんだろうなと思わせてくれる選手は、いつでも、どこでも気持ちの良い挨拶ができます。
 

ルーズボールが強い

取れるか取れないかわからないボールも、最後まであきらめずに追いかける。
汗を流して、体力的に限界の中でもやり続ける姿を見ると応援したくなります。
 

気持ちの良い返事

バスケでは、ベンチから指示を出すことが多いですが、必ず返事をしてくれる選手。
プレーしながらなので、気分が良い時も悪い時も、コーチの声に耳を傾けて返事をする姿勢は、まさにバスケットマン。これからメキメキ成長するだろうと期待させてくれます。
 
もちろん、寡黙で口や態度に出さなくてもバスケが大好きという選手はたくさんいます。
そんな選手も、指導が長いコーチになると一目でわかります。
その選手や、そのチームのコーチには言わなくても「良い選手がいる」だけで指導者はうれしくなりますし、「どうやって育てたか」も興味深いです。
保護者の考える良い選手は、やっぱりバスケットができる選手ではないでしょうか?
確かにそれも、良い選手の条件になるのでしょうが、指導者はバスケ以外のところを、特に見てたりします。
これからも、ミニバスから人としてのお手本となる選手が増えていき、日本のバスケットが発展していくとうれしいです。

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