子供?子ども?正しい書き方はどっち?

子供?子ども?正しい書き方はどっち?
2020年3月20日
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ミニバスを指導していれば、子どもの話は必ず話題になりますが、その時みなさんは、文字にする時に「子ども」と「子供」のどちらで文字変換していますか?
どっちでもいいじゃない?っという声も聞こえてきそうですが、正確には「子ども」とすることがベターです。その理由も解説していきます。

「子供」という書き方は差別用語?

「供」という漢字を見ていきましょう。わけて見ると、ニンベンに共と書きます。言いかえると、「子」は「人の共」と書いて子供になっているのです。
僕が小学生の頃に、国語に詳しい学校の先生が「子供という書き方は差別的な表現がある」と言っていたことを、今でも覚えています。人の共という漢字で、子供と書いた場合、一人の人間として認められていない印象を持ちませんか?

今でも議論されている

「子ども」と「子供」どちらが正しいか、子どもの「供」は差別的な表現であると言っている人と、漢字として存在するのだから問題ないと言う人でわかれているそうです。

いろんな文献を見てみよう

「こども」という言葉が出てくる本を見てみてください。「供」という漢字があるにも関わらず、頭の良い学者や教育者と言われてる人たちが、「子ども」と表現していることが多くあります。これには、きっと深い意味があると考えます。これから、意識して見てみてください。

さいごに

僕も、保護者と連絡を取るときや、文字にする時は必ず「子ども」にしています。仮に、「子供」という表現が差別的な言葉ではなかったとしても、まだ議論されていたり、学者によって見解が違うなら、使うべき漢字ではないと判断しました。
日本は差別に対して敏感な国ですし、「外人」ではなく「外国人」と表現しないと差別になるなど、複雑な国のように感じます。
ただ、指導者や教育者など、子どもと関わる仕事をしている人たちが、「子供」と表現することに、違和感を感じる人も少なからずいるのではないでしょうか?
そう考えると、「子ども」という表現の仕方が、だれも不快にさせることなく正しいのかな?という考えにいたりました。

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