バスケット女子が減っている?バスケの魅力を伝える時がきた。

バスケット女子が減っている?バスケの魅力を伝える時がきた。
2020年2月1日
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バスケの魅力って男女で一緒に、試合をしたり、遊んだりできるところですよね。人気女優の広瀬すずさん、アリスさん姉妹もバスケ経験者ですし、ミニバスだけ中学だけやっていたという女性も、多くいるのではないでしょうか?
そんな男女に人気があったバスケも、最近女の子で習っている子が減っている印象です。なぜ減っているのかを、考察していきます。

足が太くなる

これは、僕が娘さんがいる保護者の方に、「なんでバスケをさせないのか」聞いたところ、「足が太くなるから」と答えたのです。確かにバスケは、飛んだり走ったりスライドステップをしたり、つねに足をつかうスポーツなので、足が太くなるということは【一時的に】あると思います。
もちろん個人差もありますが、時間がたち成長期が終わり年をかさねていくと、いい感じに引きしまった足になっていきます。足をキタえるというのは、今後の長い人生のことを考えても、自動化が進む現代においても、悪いことではなく、むしろ良いことだと僕は考えています。

習い事の種類が増えた

2020年に東京でオリンピックがありますが(コロナの影響で2021年に延期)、女性アスリートの活躍が目立ちます。個人的には、ボルタリング、スケボーなど新種目も女性アスリートが、世界でも結果を残しています。
昔は地味なスポーツだと言われていた卓球も、今では、伊藤選手、平野選手など若い選手の活躍で注目をあびていますが、ふだんなかなか触れることのできないスポーツがメディアに取り上げられて、いろんなスポーツの魅力が日本に広がり、習い事の選択肢が増えたことも考えられます。

女子バスケにプロリーグがない

男子はBリーグのプロリーグがあり、今年の天皇杯も地上波で生中継されて、今までバスケに興味がなかった人たちも、バスケに興味を持ち、ファンになったり、大人も子どももバスケットを観ることが、増えてきました。
しかしながら、プロ化していない女子はWリーグ(実業団)としてプレーしているので、男子バスケとヒカクして、盛り上がりがやや弱い印象もあります。

今後の女子スポーツは個人競技へ向かうのか?

先ほども言いましたが、メディアで取り上げられるスポーツは、団体競技から個人競技にシフトされている印象ですが、これからの日本では少子化が進み、ひと家庭に子どもが1人という家庭も増えています。
僕たちの世代は、一人っ子はめずらしく、兄弟という存在がいて、兄や姉に影響されてバスケをはじめるという子を多かった気がします。そう考えると、一人っ子の家庭は選択肢が幅広く、幼少期から一人でやれるスポーツを習いはじめる時代に、なってきているのではないかと考えました。
僕はバスケの楽しさを知っているので、男の子も女の子も「興味を持ったらはじめて欲しいな」と思っていますが、女の子がバスケをやらない理由が、現代の日本の事情や男子のみプロ化などを考えると、仕方のないことなのかなと考えてしまいます。

さいごに

「うちのチームは、たくさんの部員がいるから大丈夫」と思っていても、月日がたてば今いる子どもたちも、卒業していきます。今のうちに、各地域ごとにバスケの楽しさを広めて部員をたやさない努力をやる必要があると考えました。
男女で一緒に楽しくやれるスポーツ、リングとボールがあれば一人でもシュート打ったりできるスポーツが、バスケットボールです。まだまだ魅力はありますが、ここはバスケに関わっているみなさんが、バスケの魅力を伝えて、女子部員を増やす方法を共有していく時代に入ったのかもしれません。

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