小学生にも伝わる。会話にポケモンのキャラクターを登場させよう。

小学生にも伝わる。会話にポケモンのキャラクターを登場させよう。
2020年3月8日
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指導者であれば、練習終わりや試合終わりに子どもを集合させて、話をすることが多くあります。あなたが、子どもに伝えたいことは本当に子どもに伝わっていますか?チームの空気が悪い時に、何を話したら良いか困っていませんか?
今回は、子どもたちはポケモンを使って話をすると目をキラキラさせて話を聞いてくれるようになった僕の体験談と、話を伝えるためにゲームのキャラや漫画のキャラを使うと伝わりやすいことについて、お話しします。

今の子どもはゲームが大好き

現代の子どもたちは、ゲームが大好きです。ポケモンやマリオカート、スマッシュブラザーズなど、過去に大ヒットしたゲームが、時代が変わっても、人気があります。
最近では、ゲームをする子が増えたことや、外に遊びに行くのが危ない地域の親は、子どもにゲームをさせて自宅に待機させるなど工夫しています。歩道に車が突っ込む事故も増えていますし、ゲームをさせるのも意味を持つようになりました。
ものごころついた時から、ゲームがある環境で育った子どもが、今のミニバスの子たちですから、ゲームに対する知識も技術もかなり高いです。このことを、会話にとりこんでみようと思いました。

子どもには、大事な話がなかなか伝わらない

指導者は真剣なのに「自分の伝えたいこと」が子どもになかなか伝わらない。そんなことって良くありませんか?僕も、子どもと会話したあとに、「全然伝わっていないなー」と感じることがよくあります。
これは、指導者と子どもの心のすれ違いがおこしているか、指導者の話が、一方通行になっている場合が多いです。これも、経験をつめば上手になるのですが、伝えるムズカシさを感じている人はたくさんいるはずです。

話をはじめて1分すぎたら、あきてしまう

子どもの話を聞く集中力は1分くらいだと思っています。とくに、試合が終わったあとは、「疲れた」「のどかわいた」そんな気分でしょう。子どもは、なかなか集中して話が聞けない。そう感じています。

会話にポケモンを登場させる

子どもは、ゲームが大好きだが、話を聞く力が弱いということで、試しにポケモンで例え話をしたことがあります。
僕「みんなポケモンやってる?」
子ども「やってます」
僕「じゃあ、質問です。キミたちは【はねる】しかできないコイキングを試合で戦わせますか?」
と聞きます。
子どもたちは「いいえ」と笑いながら答えます。
この質問で、興味のあるポケモンが登場し「コーチがいつもと違っておもしろい話をはじめた」とそこにいる子ども全員が話を聞くようになります。続けて話します。
僕「でも、コイキングはレベル20になったら、ギャラドスになるよ」と。すると子どもたちは「そうだ。コイキングはギャラドスになるんだ。忘れてたー」となります。自然と子どもは笑いだす。
「今日の試合で何もできなかった人はコイキングです。レベルを上げてギャラドスみたいになって、みんな【はかいこうせん】が打てるようになって、敵をたおせるようになってください」と言うと、「はい」と返事がありました。
内容は意味不明ですが、子どもたちに「伝えたいことは伝わった」と感じました。伝えたかったことは、「この試合では、何もできなかったからもっと練習をして、バスケがうまくなって試合に勝てるようになりましょう」ということです。
子どもたちには、そんなことわかってるし、普通に話しても印象にも残らないので、ポケモンを出して「自分のレベルを上げることの大切さ」を伝えるのです。
ポケモンを知らない子には、ドラゴンボールなどで例えると良いかもですね。

さいごに

バスケをやっていても楽しいことばかりではありません。
子どもに対して、「ちょっと言いすぎたな」とか「フンイキ悪いな」ってときは、ぜひポケモンを登場させてみてください。
かなり空気がなごみます。

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