バッシュの選び方 Part.1

バッシュの選び方  Part.1
2020年2月5日
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バスケを始める時に、一番大事な装備と言えば、バッシュ。今回は、約20年以上、いろんなメーカーのシューズを履いてきた僕が、失敗体験から学んだ最適なバッシュ選び方についてお話します。
みなさんはバッシュを決める時に、何を重視しますか?金額?デザイン?それとも履き心地?
この問いに関して、正解はありませんがバッシュは長く履けるものですし、納得の金額、気に入ったデザイン、履いた時フィット感は非常に大切です。バッシュを購入するにあたって、アドバイスしていきます。
 

必ず試し履きをする

足のサイズが、23cmとした時にそのサイズで靴を選び、即購入するのは危険です。
特に、これからバスケを始める子どものバッシュを選ぶ保護者の方は、必ず試し履きをさせてください。作るメーカーによって、つま先の形、横幅の広さが異なるからです。
いつも23cmで靴を選んでいる方も、小さいと感じる場合は23.5cmを履くなど、0.5cm単位で必ず履いて決めてください。
バッシュの素材は、合皮やメッシュなどですが、特に合皮は履いていくうちに、足に靴が馴染んで大きくなることがあります。
ジャストフィットする縦の基準は、バッシュを履いた時に、足の親指のつま先の終わりとバッシュの先端に、手の親指第一関節の横幅くらいのスペースがあると、ちょうど良いと言われています。
足の横幅は、履いた時に痛くないことが重要。痛みを感じる時は、0.5cm大きいサイズを履いてください。横幅が狭くて痛いと、足の形が変形したり、足の爪が、足指の横に当たってしまい、皮膚がえぐれてしまうことがあります。
また、横幅がちょうど良くても縦のスペースが手の親指の第一関節横幅よりも大きくなりすぎた場合は、別のシューズや別のメーカーにすることをお勧めします。
 
 

店員の話を鵜呑みにしない

店員さんは、そのバッシュを選ぶ時、親身になって話を聞いてくれますが、「売れない靴を売る」ことも仕事ですし、「お店の事情」や「店員さんの個人的好み」が入って話す場合があります。もちろん、バスケをしたことがない方が、バスケコーナーを担当しているお店もあります。
店員さんに聞いて間違いないことは、「どれが売れ筋か」と「履いた人の感想」の二つです。売れてるから、あなたにあったバッシュであるとは限りませんし、履いた人の感想も然りです。店員さんの、言葉は参考程度にしてください。足の形は、100人いれば全員違うと考えてください。
 
 

成長を見越して買わない

バッシュの寿命は人それぞれですが、成長期の子どもに買う時に、これから身長も伸びるし、足も大きくなるだろうから、ちょっと大きいもの選ぶということはやめてください。
サイズがあっていないと、大きなケガをする可能性がありますし、プレーにも影響してきます。今わその子にあったサイズを必ずチョイスしてあげましょう。
「日本人だからアシックス」ではない
「アシックスは、日本人の足に合うように作られている」これは、間違いないのですが、あくまでも統計的な話です。先程、話したように、100人いれば足の形も全員違うことを考えると、7割の人がジャストフィットでも、3割の人はそうではありません。
もちろん、アシックスのバッシュしか履いたことがない方や、強いチームの選手や好きな選手がアシックスを履いていたら、やっぱりアシックスがいいのかと、思ってしまうのも仕方がありません。ここで言えることは、アシックス一本に絞らずに、いろんなメーカーの靴を試しに履いてみてください。先入観というものを捨てることも非常に大切ですね。
 
今回は、ここまでにします。次回は、バッシュの選び方Part.2です。お楽しみに!

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