すごすぎる! Bリーグで活躍する現役高校生、河村勇輝選手。

すごすぎる! Bリーグで活躍する現役高校生、河村勇輝選手。
2020年3月24日
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2020年1月が特別指定選手として、Bリーグの三遠ネオフェニックスに入団した、福岡第一高校3年生の河村勇輝選手。現在、公式戦3試合に出場し、昨日行われた試合では24得点をあげる活躍をしました。日本のバスケ界が注目する中、僕が気づいたことをズバズバ話していきたいと思います。

身長172cmのポイントガード(PG)

彼のポジションは、PGです。なので、得点をバンバン取るようなポジションではなく、ボールをフロントコートまで確実に運び、点を取るポジションであるフォワード(F)やセンター(C)にパスをする役割というのが基本です。
日本にいるBリーグのPGの選手でも24点も取れる選手はほとんどおらず、河村選手は2試合続けて20点以上の得点をあげています。まさに型破りな選手で、日本のバスケ界の概念を根底からクツガエしました。

活躍できる理由

彼は、高校2年時も全国制覇をした福岡第一高校でスタメンとして活躍していました。福岡第一と言えば、毎年留学生のセンターがいて身長は約2mほどの選手が、ひと学年に約1名在籍しています。
2019年末に行われたウィンターカップ(高校バスケ冬の全国大会)でも、福岡第一高校の留学生であるスティーブは、トリプルダブル(得点とリバウンドとブロックショットが2ケタ)を達成し、ウィンターカップ2連覇に大きくコウケンしました。
河村選手は、2年時からスタメンの座を獲得し、チームメイトに外国人選手とプレーしていましたが、今のBリーグの環境とかなり似ていると感じました。
なので、1月29日の新潟アルビレックスbb戦でも、172cmの河村選手は、敵の外国人選手からブロックショットされることなくレイアップシュートを決めることができたり、アシストで合わせたりすることができたのだと考えます。

自分のスタイルを貫く

福岡第一高校バスケ部のかかげているスローガンは、「堅守速攻」です。監督の井手口先生は「ディフェンスには調子がないから、いつも頑張れる」と言っていました。堅い守りから、速く攻めるを体現した選手が河村選手と言えるでしょう。
新潟戦では、プロ選手相手にボールをインターセプトしたり、1対1の激しいディフェンスからボールを奪ってワンマン速攻もしています。ハイライトでもありましたが、右サイドが空いてると気づいた瞬間、強烈なスピードでドリブル突破し、そのまま自分でシュートを決めました。
33試合中、3勝と苦戦しているチームだったため、良い意味で型にはめられることなく「やりたいようにやっていい」との指示も出ていたのでしょう。

今後の進路は?

河村選手は、東海大学に進学することが決まっているそうですが、すでにBリーグでもトップ選手と戦える力を持っていますし、大学に行くのは、かなりもったいないと感じています。
大学でバスケするというのは、日本という環境ではオススメできないということや、今現在、これだけの力を持っているので、八村塁選手や渡邊雄太選手のようにアメリカの大学に渡ってNBAの舞台で活躍する選手になって欲しいという気持ちが強くあります。
この気持ちを持っているのは、僕だけではないと考えています。ただ今回は、大学入学までの契約ということなので、高校生Bリーグ選手ということや、そこの舞台で大活躍したことで、バスケファンやバスケに興味がなかった人達にも大きなインパクトを残したことでしょう。今後も、彼から目が離せません。

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