移籍を何度もくり返す家族の末路

移籍を何度もくり返す家族の末路
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移籍が自由になって数年がたちましたが、移籍を何度もくり返す人がチラホラと出てきました。今回は、僕のまわりで移籍をくり返している家族の特徴と、その末路についてお話しします。

特徴①
自分の子どもは特別だと勘違いしている

自分の子どもが一番できているはずなのに、なぜ試合に出れないのか。指導者の教え方が悪いせいで、自分の子どもは才能があるのに上手くなれないなど、我が子が成長しない理由や試合に出れない理由をつくることが得意で、根本的に勘違いしています。親もこんな感じなので、子どもも同じ考え方をしていることもあります。

特徴②
隣の芝生が青く見えている

基本的に他チームとは試合以外の場での交流はありませんが、試合だけを見て「自分のチームもあのようなチームになれれば」とよそのチームの内情や練習も見ないで、過大評価してしまう人です。試合中の指導者も保護者も、基本はよそ行きなので、なおさら良いように見えるのでしょう。保護者の方なら気持ちわかるかもしれませんが、正確に言うと「青く見えすぎている」といったところでしょうか。

特徴③
何かと口出しをしたい

結局、我が子1番の考え方が強い人なので、指導者以上にあれこれ口を出したがるのが特徴です。誰にも話を聞いてもらえなかった場合は、サッと引き、指導者も保護者もバスケのことを全然わかっていないからと練習や試合にも顔を出さなくなります。
このような保護者が増えたわけではなく、僕の体感ではごくまれにいるように思います。
それでは、移籍をくり返す人の末路を説明します。

①受け入れてくれるチームがない

移籍の理由が「このチームでなければ、自分の子は活躍できるはず」と信じてやまない親が多いので、移籍した理由も曖昧なことや、指導者同士のつながりもあるので、「訳あり」な家庭を受け入れるのに、どのチームもかなり慎重になっています。
もちろん、移籍先になる予定のチームの指導者から「どんな子でした?」とか「親はどんな感じの人ですか?」など聞かれた時には事実を話す必要があります。その事実を聞いた時に、その子を受け入れるか受け入れないかの選択は基本的にはできないのですが、何かと理由をつけて入部を断るチームもあるようです。

②最終的に行きたいチームに行けず宙ぶらりん状態になる

最終的には、いろんなチームの指導者から「訳あり家族」ということで、所属できるチームがなくなるケースも出てきます。移籍が自由になったからといって、好き勝手してると大変な目にあうことがよくわかりますね。

さいごに

指導者がバスケを教えてくれないし練習にも来ない、体罰がひどい、保護者同士でトラブルがありどうしてもチームに残れないなど、ちゃんとした移籍理由があれば、それを理解し受け入れてくれるチームはたくさんあると思いますが、移籍を何度もくり返したり強いチームを求めて行くような家庭は、どこかで痛い目を見る可能性があります。
子どもがいるからミニバスがありますが、親が主体で子どもの行き先を決めると後々、取り返しのつかないことになりますので、現在移籍を考えている方はよく考えて行動するようにしましょう。

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