子どもに「挨拶しなさい!」と言う親、実は◯◯です。

子どもに「挨拶しなさい!」と言う親、実は◯◯です。
2020年2月10日
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今回は、試合会場やプライベートな場所で、バスケ関係の親子と会った時に、親が子どもに対して「ほら!挨拶しなさい!」と言ってるのを見て、指導者としてわかってしまうことをお話していきます。
結論から言います。
子どもに「挨拶しなさい」という親は、普段あなたが日常生活で挨拶できていないということです。
子どもは、親の背中を見て育つと言いますが、子どもが挨拶できない=親も挨拶できないという認識です。
ちょっと厳しい言い方になりましたが、長く指導者をしている方は、そんなこととっくに知っていますし、見抜いています。
なので、子どもに「ほら!挨拶しなさい!」って言っているのを見ると、普段から親が挨拶していないんだろうなと受け取っています。
ミニバス(小学1年生から6年生)くらいまでの子は、お買い物やお出かけなどは基本親と一緒に行くと思います。校区外や、公共の交通機関を使って外出し始めるのは中学くらいからでしょうか。
そう考えると、一緒に買い物やお出かけをしている時は、子どもは常に親と一緒にいるので、親の行動(車の運転や、お店の人に対するマナー、挨拶、電話の話など)行動や発言、振る舞いの全てを見たり聞いたりしていると言うことです。
子どもは親を写す鏡と言っても過言ではないでしょう。どれだけ優秀な指導者に教えてもらって、バスケができるようになったとしても、良いところも悪いところも親に似ますから、自分から進んで挨拶できるようにしたいのであれば、親自身が変わる必要がありますね。
ここからは余談になりますが、僕の中で「挨拶がしっかりできるチームは強い」という印象があります。
細かい話をすると、キレイな気をつけをして、目線は挨拶する人の目をしっかり見て、大きな声で挨拶することです。あとは、偶然階段などですれ違った時に、「こんにちは」と自然に出てくるチームの子は素晴らしいと感じます。
挨拶ができるようになれば、バスケができる訳ではないという声も聞こえてきそうですが、せっかく同じ会場で一緒に試合をするなら、そこにいるみんなが気持ち良くバスケをするために、子ども達には元気はつらつな挨拶をして欲しいものですね。
 
最後に、指導者の方も保護者の方も、どこかわからないチームの子が元気よく挨拶をしてきたら、必ず挨拶で応えてあげるようにしてください。
バスケに関わる大人が、バスケをしている子どもを成長させる。そんなスタンスで、これからも関わってくれるとうれしいです。

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