あきらかに、審判のせいで試合に負けてしまった時の対処法。

あきらかに、審判のせいで試合に負けてしまった時の対処法。
2020年4月29日
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はじめに、あれほど「人のせいにするな」と前記事で言っていた僕が、「審判のせいで試合に負ける」という表現を使うことに対して、先に伝えておきたいことがあります。
審判のレベルを関係なしに、それぞれ【クセ】があって、よくも悪くも「これは笛を鳴らす、ならさない」が人によって異なることが、しばしばあります。基本は、マニュアル通りなのですが、見る位置によって、おきた現象がトラベリングなのか、ファウルなのか判断はとても難しいものです。
特にミニバスでは、子どもが何をするか予測できないこともあるので、なおさら判定が難しいと考えています。今回は、【あきらかに】とつけているので、よろしくお願いします。

子どもに同調する

バスケの試合では、相手のファウルがならなかったり、こちらの流れが来ている時に、それを切られるような笛がなると、同レベルのチームとの試合で勝利することは、困難です。
シュートの時に、手を「バチ!」っと叩かれて、ノーホイッスルなんてこともあるので、さすがに選手もフラストレーション(ストレス)がたまり、調子が落ちてしまいます。
そんなときは、子どもと一緒に「あんまりファウルならなかったな。今の試合は厳しかったな」と言ってあげてもいいと、僕は考えます。
もちろん、圧倒的にこちらの実力があれば勝てた試合なのでしょうが、ポイントはそこではなく、指導者としても選手の気持ちに寄りそうことで、子どもたちにも「コーチは、わかってくれていたんだ」と安心させることができます。

どうやったら勝てたかを、一緒に考える

とは言っても負けは負けなので、ファウルが鳴らないときや、こちらのチームがあきらかに不利になるようなジャッジをされた場合でも、勝てる方法を選手たちと一緒に考えます。
そうすることで、「ファウルされてもシュートを決めきる力をつける」とか「相手に接触しないで、ボールをうばう」など、いろんな案が出てくるので、不平等で負けてしまった試合も、良い方にとらえることができれば、次につなげるための勉強になったりします。

審判との相性の話もする

審判って、同じ地区にいれば年間を通して何度か自分のチームを吹いてもらうことがあるのですが、相性もあるのかな?と考えています。
指導者も、一人ひとり教え方が違うように審判にも一人ひとりに色があるので、割り当てをみて、事前に選手たちと審判の特徴をとらえておくのも良いかもしれません。
試合が終わって審判に質問してみる
あきらかに、気になる判定が3つ以上あった場合は、審判の判定の基準を聞いてみましょう。もしかすると、こちら側の一方的な先入観があり、話を聞くことでクリアになる場合があります。その時は、あなたがもっと勉強しなければなりません。

さいごに

審判のせいで試合の勝敗が変わることは、あってはなりませんが、経験の浅い方や、毎年変わるルールの変更に対応できない人が存在することも事実です。
完璧な審判もいないし、僕も「今のは違ったかな?」と笛を鳴らした後に思うこともあるので、まずは審判員一人ひとりが、ルールブックを熟読し、審判レベルを上げていくことで、ミニバスのレベルが上がっていくと考えます。

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