不登校の子どもが、学校に行きたいと言いはじめた。なぜ?

不登校の子どもが、学校に行きたいと言いはじめた。なぜ?
2020年4月9日
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学校休校、自宅待機することになった子どもたちですが、前のブログでは「長い夏休みのようでうれしい」と言ってる子どもが多いと書きましたが、それまで不登校で学校に行ったり行かなかったりしていた子が、急に「学校に行きたい!」と言いはじめました。
ビックリするような話ですが、なぜ、そうなったか?元々どんな子なのか?親の特徴、家族構成なども含めて紹介します。

なぜ、そうなったか?

考えたのですが、その子は元々「これはダメ」「あれはダメ」を言われると、逆のことがやりたくなるようなタイプの子だということを思い出しました。そして、しばられた環境がイヤで、かなりの気分屋です。バスケの時も、「やる気がある日」と「そうでない日がある子ども」と例えると、みなさんのまわりにもいると思うので、わかりやすいかと思います。

イヤなことがあったら学校もミニバスも休んでいた

学校では、自分が悪いことをしたのに、先生から怒られると、次の日は学校を休む、何もなければ登校するという生活を、数年続けていました。学校を休んだ日は、当然ミニバスも欠席するので、練習も来たり来なかったりでした。

その子の親は、どんな親?

「この子は、こんな子だから」と決めている親です。なので、悪いことをした時は、「元々、そういう子だから」で、何ごとも済ませています。逆に、良いことをした時は、すごく褒めます。第3者からみると、ただ甘やかしているようにしか見えません。
学校の不登校も、「学校の先生が、自分の子どものことを理解してくれないから、行きたくない気持ちになっても仕方がない」と思っているそうです。

兄弟構成を分析

3人兄弟の末っ子です。指導者の方は、なんとなくわかると思うのですが、3人目って自由で天才肌と言われる子が多いですよね。そして、僕の感覚では、今までの経験からしても自由で、わがままな子が多いと感じています。
わがままと言っても、良い方に転べば、人としても素晴らしく、バスケット選手としても良いプレーヤーになります。悪く言えば、自由すぎてチームになじめない感じになりますね。

結論

不登校の子が、学校に行けない時に学校に行きたいと言うのは、今の環境がイヤだからなので、学校が始まるとまた「行きたくない」と言い始めることは、目に見えてわかります。なので、結論は、「親が甘い」にたどりつきました。
個人の意思を尊重するのと、わがままを聞くことは違います。このまま、育てていくと、学校やバスケだけに限らず、イヤなことがあれば逃げて、また気が向いたらはじめるという子どもに育ってしまいます。
イヤなことはやらないのは、今の世の中にあっているかもしれませんが、1回でもイヤなことも我慢できないような大人に育ってしまっては、将来、家に引きこもる可能性が大きくなることは言うまでもありません。
この部分は、ミニバスの指導でなんとかなるところではないので、親も、将来大人になり、ひとり立ちをするわが子のために、「わがまま」であるものは、今後認めないようにしていきましょう。

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