車で試合会場へ向かう時の、車内での注意点を3つ紹介します。

車で試合会場へ向かう時の、車内での注意点を3つ紹介します。
2020年4月13日
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地方に住んでいる子はもちろん、都市部に住んでいる子も、試合会場が公共の乗り物で行けない場所にある場合、交通手段として使われる【車】ですが、子どもも大人も移動中の車内で、注意するべきことが3つあります。今回は、この3つについて詳しく説明していきます。

①交通のルールを守ること【大人】

僕も、試合に行くときは、保護者の車に乗せてもらうことがありますが、「法定速度」「一時停止」「携帯の使用」などで、道路交通法を守れていない保護者がたくさんいます。
普段は、どんな乗り方をしてるかは知りませんが、チームメイトの子どもを乗せて走る時はひとりの大人として、運転のルールを守ることは絶対です。子どもは、大人の背中を見て育ちますので、注意しましょう。

②車で、テレビやDVDを観せないこと

ワンボックスでは、後部座席用にテレビの画面があったり、軽自動車などでは、前方にテレビがつけられている車がありますが、朝の時間帯にやっているアニメや、事前に借りてきたDVDなどを観ることはオススメできません。
理由は、試合というのは出発した時からはじまっているからです。テレビをみせることの子どもへの影響としては、「目が疲れる」「車酔いする」「遠足気分になる」など、いいことが一つもありません。子どもが緊張しているだろうからと、気をつかって、わざと観せている保護者もいるようですが、試合前は、適度な緊張感も必要です。
緊張をほぐしたければ、一緒に乗っているチームメイトと今からある試合について会話をしたり、作戦を立てたりする時間にあててください。意識の高い子は、ダマっていても頭の中で、イメージトレーニングしている子もいます。

③子どもを眠らせること

一番させてはダメです。「早起きして眠たいだろうから、寝かせてあげたい」という気持ちはわかりますが、これは子どものためになりません。
理由は、人間は寝て目が覚めて、いつも通りに頭が使えるようになるまでに、約3時間かかると言われているからです。車の中で寝かせると、到着してすぐに試合となった時に、ボーッとした状態で試合に出場することになるので、確実に寝た子の動きは悪くなります。
とくに、バスケットは【判断】が大事なスポーツなので、どれだけ良い選手でも、車内で寝かせてしまうと、いつものようにプレーできないのです。

※帰りの車では疲れていると思うので、好きなだけ寝かせてあげてください。

さいごに

以上が3つの注意点です。僕のチームでは徹底してやらせていますが、音楽を流すくらいは、OKにしています。試合中、子どもに「ルールを守りなさい」と言うのであれば、まずは大人が運転のルールを守ることを、子どもにみせることが重要でしょう。
車内では、テレビをみせることよりも大事なことがたくさんあること。車で寝てしまうと、到着してから頭がはたらきはじめるまでに時間がかかることを考えると、今回紹介した3つのことは、いま一度チーム内で共有し、注意していってほしいですね。

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