発達障害の子どもへの接し方、発達障害がある子に、スポーツは無理?

発達障害の子どもへの接し方、発達障害がある子に、スポーツは無理?
2020年2月12日
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近年、発達障害であると医者から告げられて、「これからどうやって我が子を育てれば良いのか?」と不安になった保護者の方もいるのではないでしょうか?僕のチームにも、発達障害と診断されている子も過去にいました。
そして、病院では診断はされていないものの、おそらく【それ】だろうもいう子も何人かいます。今回は発達障害の子と、ミニバスの付き合い方についてお話ししていきます。

発達障害がある子に、ミニバスは無理?

無理ではありません。発達障害という言葉は、最近の言葉で、僕が小学生のころを振り返ると、おそらく発達障害であろう子は、たくさんいたのではないかと感じています。二つのことを同時にできない、多動、いつもボーッとしているなど症状は様々ですが、ミニバスを通して徐々に改善していったように思います。
むしろ、「スポーツ以外の方法で改善させる方法があるか?」といったところなので、理解のある指導者には、お任せしましょう。指導者と保護者で協力して、卒業するまでにバスケを通して、体を動かす楽しさ、親友と言える友達を作り、何ごとも頑張ることのできる人間に育てるのです。

指導者に、発達障害であることを伝えるべきか?

これは、指導者を信頼できるか?が重要なので、偏見や理解ができない指導者には、話す必要がないのかもしれません。ただ、いつまでたっても、「バスケ以外のカンタンなことができない」などの症状もあるため、伝えておかないと「なんで、君だけできないの?」と繰り返し怒られてしまうことにも、なりかねません。
「この人は信頼できる」という指導者には早い段階で、伝えておくと良いでしょう。指導歴に関係なく、発達障害について勉強し、その子のために指導のやり方を工夫してあげるのも、指導者の役割です。

チームの保護者にも伝えるべき?

ここは、引率などの関係もあるので、保護者の代表や会長といわれる方に、伝えておいた方が良いかもしれません。ミニバスは、部員の子どもたちは、チーム内の保護者と関わりも多いので、指導者と同じように、理解のある人に伝えておくべきです。

発達障害でも大丈夫!

僕も、何人かその子たちの指導をしてきましたが、結果としては、突然能力が開花したり、時間はかかるものの、ちょっとずつ成長していく姿を、この目で見てきました。バスケを通して、人として成長していきます。あなたのお子様も、きっと大丈夫!

さいごに

時代が変わったからか、医学が進歩したからかはわかりませんが、過去とくらべても、発達障害の報告を受けることが、増えています。上にも書いたように、成長する前例があることから、バスケを通して立派な青年に育ってほしいです。
ただし、所属しているチームの指導者やチームの保護者に理解がない場合は、他チームに移籍することも考えた方が良いです。「理解ができない人もいれば、理解できる人もいる」ということも知っておくだけでも、すぐに気持ちの切り替えができます。保護者の方も、あまり考えすぎずに、バスケを通して、わが子と一緒に成長していきましょう。

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