知恵のついた子ども、ウソをつく。【注意】

知恵のついた子ども、ウソをつく。【注意】
2020年2月18日
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子どもが言っていることは、100%信じてあげたいもの。しかし、子どもは成長するにあたって自己防衛本能により、やったのにやってないとウソをついたり、真顔でウソをつきます。みなさんも、子どものころ、都合が悪い時に、ウソついていませんでしたか?
ウソが明らかな時は、その場で確認をする必要がありますし、ウソをつくことってあまり良いことではないですよね。今回は、子どもがウソをついることがわかっている時の大人の対応の仕方を紹介します。

まず、一度信じる

子どもの言っていることがウソだとわかっても、まずは信じてあげましょう。そして、「本当はウソでした。ごめんなさい」と言いに来るのを待ちます。ウソをつくことは、だれでも罪悪感が出てくるものです。
わが子に、「ウソをつくのが上手になって欲しい」と思っている親なんていませんよね。どんなウソをついたかによりますが、本人が「本当はね…」と言いに来るのを、信じて待ちましょう。バレバレなウソでも、最後まで信じてあげることに、意味があるのです。

カミングアウト後の対応の仕方

「なんで最初から正直に言わなかったの!」はNGです。伝え方は、いろいろとありますが、まずは「本当のことを話してくれて、ありがとう」とウソを隠さずに言いにきたことをたたえましょう。
ウソをついていたことを咎めると、また同じようなことがおきた時に、本当のことを言うと怒られてしまうと、さらに自己防衛本能が高くなってしまいます。素直に話してくれたことに対して、こちらが敬意をあらわすことで、【本当のことを話すことが大事】ということを、教えることができます。

大事なのは、受け流す力

子どもがウソをついた時に、特に自分の子どもの場合は、絶対にトガメたくなるし、すぐに怒りたくなるのが普通なのですが、それが子どもにとって、はじめての失敗だったり、知らなくてやってしまったことならば、許してあげるくらいの大きな心を、持ちましょう。
私たち大人もそうですが、たくさんの失敗をしてきて今があります。ウソをついたこともあります。ただ、ここで大事なのは「あなたのことを信じているよ」と子どもに伝えることで、「もう二度とウソをつかないようにする」ことに、ねらいがあります。

さいごに

知恵がついた子どもはウソをつくことがあるので、これから疑って話を聞きましょうというわけではなく、なにか話に違和感があったり、話のつじつまがあわない時は、大人の【疑う勇気】も必要ということです。心は疑っていても、信じている言葉をかけてあげるのです。
何か矛盾を感じるような話ですが、「親の気持ち」と「子どもの気持ち」を考えた時に、一番良い方法は何か?と考えると、ここにたどり着きました。僕は、子どもからウソだったとカミングアウトされた時は、「知っていました。よく言いにきたね!」とサラッと言うようにしています。
「なぜウソをついたのか?」なんて絶対聞いてはいけません。大切なのは、素直に言いにきたことを、エライと認めることです。こうすることで、子どものウソは自然となくなっていくでしょう。
子どものウソについての対応は、いろんな意見があると思いますが、参考になったと思った方は、ぜひ試してみてください。

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