子どもの反抗期にどう対応するか。

子どもの反抗期にどう対応するか。
2020年6月18日
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小学生といっても上級生にもなれば、反抗期に入る子もいます。今、大人であるみなさんも通った道ではないでしょうか?もちろん、「反抗期がなかった」という方もいると思いますが、どのように対応していけば良いか考えてみました。

ある程度、黙認(もくにん)する

名前の通り「反抗期」なので、言葉や行動で反抗してきます。言葉では、なにかと言い返してきたり、「わかった」の返事ではなく「わかっている」に変わります。行動では、ドアをバターンと閉めたり、床をドンドン音を立てて歩いたりします。
こうなると、反抗した態度について注意をすると、さらにエスカレートする可能性があるので、親は「自分の考えを主張するようになったんだ」ととらえて、ある程度の主張は許してあげるようにしましょう。

そういう時期ととらえる

ほとんどの人間が大人になる過程で、通る道であるので、「自分にもそんな時期があったな」と思い返したり、「自分が反抗期だった時は、何にイライラしたのか?」などを振り返ると良いです。
「何を言われてもイヤだった」という方や「わかっていることを言われるのがイヤ」などさまざまでしょうが、わが子が現在反抗期中であることを理解しておくと、気が楽になるでしょう。

反抗しない大人に頼むのもあり

反抗期中の子どもが反抗する対象になるのは、親や先生、指導者など自分に対して指示をしてくる人です。
裏を返せば、「親だけ」もしくは「指導者だけ」ということになるので、反抗期中は、反抗対象にならない、まわりの大人に協力してもらうと良いでしょう。反抗の対象にならない大人の意見は意外とスンナリ話を聞けちゃうという子も多いと思います。

ミニバスに持ち込まない

子どもが反抗期でも、それは「個人の事情」になるため、練習や試合中の指導者に対する反抗した態度は一切なしです。これは、今まで僕も経験してきましたが、指導者に「反抗しても意味がない」ことや「選手とコーチであらそっても意味がない。負けに近づくだけ」と伝えれば、割り切ってやってくれます。
もちろん指導者も、その子がそういう時期であることも頭に入れたうえで、声をかけなければなりませんが、「ひいき」や「特別あつかい」にならないように、まわりの子どもたちと、接する態度は変えてはいけません。

さいごに

反抗期とは、言いかえれば「自分の意見をしっかり持ってる」ことのあらわれでもありますし、気持ちが大人に近づいていることです。子どもの反抗する態度に、こちらがイライラしても仕方がないので、怒りを我慢するというよりかは、「スルーをする」ことを身につけていきましょう。
僕の場合、上級生の態度が悪い時な「反抗期なの?」と聞くようにしています。それが、良いか悪いかはわかりませんが、「そうです」なら「では、自分が思ったようにやりなさい」となるし、「違います」なら「では、コーチの言うこと聞いてくれない?」となるので、子どもにもよりますが、単刀直入に聞くのもありだと考えます。

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