移籍のアラシが、はじまった。

移籍のアラシが、はじまった。
2020年6月22日
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2020年度は、コロナの影響もありどこのチームも出遅れたスタートとなりましたが、2019年度の3月から2020年度の5月の約3ヶ月間、活動できなかったチームがほとんどではないでしょうか?
この3ヶ月間の活動自粛中に、各家庭ミニバスと向き合う時間も増えたと思います。僕がわかる範囲で「移籍」の実体を報告します。

昨年度の5年生以下大会などのレベルを見て移籍

地域によりますが、5年生以下大会や、来年はどこのチームが強いかなどの情報は容易に入るもの。今では、ホームページなどでも確認できますし、各チームのFacebookやインスタで、簡単にコンタクトを取り体験入部できます。
今年、ミニバスが最後の6年生が車の送迎なしでは行けない距離に、移籍する事例が多発しています。移籍先は、今年度ある程度の良い結果が残せる確証のあるチームへの移籍です。
前いたチームでトラブルがないと移籍は認められませんが、トラブルがあったことにしておいて、近所ではなく「今年度、強い」と言われるチームへの移籍は、吉と出るか凶と出るかといったところです。

良い指導者がいるところへ移籍

「今年度、強い」ではなく、例年強いチームへの移籍も増えています。長い目で見た時に、ミニバスの時は、基礎をしっかり教えてくれる指導者がいるところでバスケを教えてほしいのは、当たり前のことです。
今回、長い自粛があったおかげで今後について考える時間がたっぷりあり、毎週土日に試合もなく、抜けやすい環境になったことも考えられます。

自チームの不満爆発、近くのチームへ

どこのチームも身動きが取れない中、子どものためになんとかしようと「オンライン」でコミニュケーションを取ったり、宿題を与えて動画を送るようにしたり、指導者なりに努力しているチームはけっこうありましたが、逆に一切何もしなかった指導者もいると思います。
どちらが正しくてどちらが間違っているということはありませんが、子どもたちにために少しでも動いてくれた指導者に保護者は感謝してくれます。3ヶ月という長い期間、自チームを放置状態にしていた指導者は、もしかすると保護者からの不満が出ていたかもしれません。どんな状況であれ、子どもの成長に関わる大事な役割をチームの指導者は担っているので、ここはあなたの人柄次第です。

さいごに

昨年度から、通える範囲であれば好きなチームに移籍できるようになりましたが、現代にあわないやり方で指導しているチームや、暴言や体罰のある指導者、指導力がない指導者がいるチームには選手は集まらないようになっていくことが、目に見えてわかってきました。
今年度限定で、強いチームに行きたがるのは自分は反対派です。それを即戦力として受け入れる指導者も、指導力が評価されているというよりかは、良いメンバーがそろっているからだと考えた方が良いでしょう。
そこで結果を残しても、選手も指導者も意外と評価されないことも事実。「集まっちゃったから当たり前」とみなされます。JBAも、強化目的で移籍を容認しているわけではないことを頭に入れておきましょう。

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