2020年の3月からコロナウイルスの影響で試合が中止になり、はや2年がたとうとしていますが、またまた日本全体の感染者数が増えてきて、活動ができなくなったチームも出てきています。
そして、僕の知ってるチームでもクラスターが発生したのですが、濃厚接触者の基準が謎なことと、陽性になった子どもたちの症状なども含めてお話しできたらと思います。
①クラスター発生
ミニバスでは、僕の知ってる限りでは初のクラスターです。経緯から説明すると、チームの1人が体調不良でPCR検査をしたら陽性となり、一緒に練習していた子どもたちが濃厚接触者として全員検査したら、部員の5名以上が陽性で「クラスター」という形になったそうです。
②陽性者の症状
のどが痛いだけの子と、熱が38度近くまで上がっている子とピンキリだそうですが、命には全く別状がなく、陰性の子も含めて全員2週間隔離になるそうです。隔離場所は、自宅ということなので、最終的に一緒に住んでる家族も全員かかってしまうやんというオチ。
本当に移すとやばいウイルスならば、ホテルや病院で隔離するでしょう。そんな場所もないのか、そこまでやる必要がないのかはわかりませんが、陽性の子がいる保護者も2週間、仕事はお休み。兄弟の子も2週間休みになるそうです。
また、このケースの場合、2週間後に全員陰性になったかどうかの再検査があって、その時に陽性と出た場合は、そこからさらに2週間隔離となるそうです。なので、家族でコロナが出た場合は、約1ヶ月間の隔離となります。ほぼ無症状でも親は働けない、家族全員家から出れないでムゴイです。
聞いた話では、2週間家にいると精神的に病気になりそうで、どちらにしても買い物に行ったり外に出歩く形になるそうです。そのあたりは家庭によって違うのでしょうが、自宅隔離に抑止力はほとんどないし、最終的にはその家庭のモラルになるのでしょうが、意味あるのかなーと思ってしまいます。
③濃厚接触者の謎
チーム活動なので、陽性者と一緒にいた指導者も濃厚接触者と思いきや、「マスクをしていた」という理由で、その場にいた大人は対象外になっています。マスクには予防の効果はないはずですがね？飛沫感染するならば、同じ空間にいたのならみんなが対象なのでは？と思いましたが、知らなかったことにしておきましょう。
さいごに
コロナが最初に出た時は、未知のウイルスとして恐怖しかありませんでしたが、今はどうでしょう。感染者は多いものの、重症者は減っていますし、病床もほとんどが高齢の方なのであれば、それは本当にウイルスの仕業なのでしょうか。
冬場は寒くて乾燥するので、風邪引く人や体調が悪くなる人が増えるのは当たり前のことですし、物事を0か100かで考えて活動したり止めたりをくり返すのは、スポーツを中心に生活している子どもには精神的にキツすぎるのではないでしょうか。
コロナの影響で、部員が増えない。チームからクラスターが発生したことでの風評被害があったり、ネットへの誹謗中傷の書き込み、削がれるメンタルと、完全に負のスパイラルに陥っています。
もちろん人命第一ですが、10代20代の若者の自殺も増えています。コロナゼロリスクではなく、このような状況でどのように対処し、日常の活動を続けることができるかを、活動を止める権限のある方たちにはもう一度考え直して欲しいものです。
